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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大人の遠足を五感で楽しむ!(旅の意味① 10/10)

2013-11-08 | 第八章「魂と聖霊」

 太極拳・気功の仲間やNPOCULLの仲間との楽しい遠足。ちょっと前の予報では晴れであったが、朝起きると雨。午後には回復するとのことであったが、ちょっと不安な午前中をいつもの八王子の練習で過ごした。

 そのあとは大人の遠足!府中で食事をとったあと、分刻みのスケジュールで大國魂神社に。そして、友人の特別なはからいもあり、普段では観たり聴いたりできない宝物等を素晴らしい説明を頂き満喫させていただいた。

 

 何回も大國魂神社に来てはいるが、今回は目からウロコの説明で興奮。いろいろあるが、今回再発見したのは音の文化である。大國魂神社は創建1900年のお祝いをされたばかりであるが、祭りに使われる神輿や太鼓などの音は何と素晴らしいか。邪気を払う音であったり、神に捧げる美しい音色であったり、様々な意味が込められている音。今回は腹の底に響く太鼓の音も味わせていただき感動した。

 今や簡単に伐採できない神木のような巨木から作られる巨大な太鼓の音。神輿に付けられた鏡が担がれることで揺れて鳴る音。鈴の音・・・

 昨晩は、忙しい日で遠足終了後に、映画試写会に当たって、「かぐや姫」を観たが、その中に登場する、月の世界から降臨するかぐや姫のお迎えが奏でる音楽は素晴らしかった。平等院の雲中供養菩薩像の奏でる音楽かなと思われるようで、天国の調べを夢想してしまう。

 神社・仏閣でよく鬼瓦とか、仁王様など、視覚から入る邪気祓い等もあるが、聴覚からくるものもあることを身体でなっとくした。もちろん、神を喜ばすような美しい音色もあったり。

 さて、大人の遠足なので、神社見学のあとは、府中のビール工場で見学。厳選されたホップのアロマを嗅いだり臭覚も覚醒してしまった。さらに美味しいビールの試飲をさせていただき。普段では味わえない美酒(ビール)で味覚を味わせていただいた。

 ビール工場を出てからは、マイクロバスをチャーターして、国分寺跡周辺を散策した。

 立冬なので夕暮れ近くなっていたが、空が晴れ渡り、心地よいそよ風の中を国分寺崖線の姿見の池まで散策した。とても爽やかで湧水に直接手を触れ、爽やかな触覚を。

 最後は、武蔵府中熊野神社古墳で、夕月と宵の明星が綺麗に見える時刻で、美しい上円下方墳墓を観賞した。国府創建に関わるような地域の実力者の墳墓と言われているが名前も明らかでない被葬者に、お礼を言いつつ大人の遠足は無事終了した。

 

 後で考えると五感でいろいろ体験した遠足で、それゆえに何か魂まで揺さぶられるような楽しさがあった。

 大人の遠足、またしたいですね!

旅の意味① 10/10

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