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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

五感で癒す!(愛を思索する旅 � 6/10)

2013-12-05 | 第九章「愛」

 自分の人生を省みて、「厳しい人生、何故生き抜くことができたか?」と問いかけてみることは、とても良いことだと思う。そんな大げさな・・・などと考えずに、一度真面目に自問自答してみると良い。

 私も実際に自問自答すると、精神的にダメージを受けたとき、私はちょっとした旅に出ることが多く、それで元気になった例が意外と多かったようだ。特に心理学を勉強しなくても、自分でなんとなく対処していたようだ。

 青春時代は、父方の実家がぶどう農園で、出荷時期ということもあり、夏休みは良く瀬戸内海沿岸の実家に手伝いに行った。それで、不思議に何かを悟ったり、元気になるようなところが、後から考えるとあるようだった。

 精神的にダメージを受けたとき、心地よい五感からの刺激は大切な薬のようだ。これも生き甲斐の心理学の恩師U先生のお話にもあるが、理論的にも理にかなっているそうだ。

 青春時代に父の実家に行くと、祖父母を中心に従兄弟などが沢山集まり、毎日のように楽しく過ごすことができた。美しい自然の中で、泳いだり、働いたり、食べたり飲んだり。都会では味わえないような五感・体感の生活であった。特に、ぶどうの出荷がほぼ終了した頃に、従兄弟達と小旅行をした思い出が印象的であった。

 お金がない中、映画館に泊まったりし、翌朝、松江城の公園でのんびりした記憶。灼熱の鳥取砂丘を横断し、その後電車にのったら足の悪臭でとなりの乗客が顔をそむけた記憶。楽しい食事の記憶。小旅行を通じて五感を楽しみ、心身共に元気になったようだ。

 後から考えれば、小旅行も親戚や祖父母の陰の応援があったからできたのだろう。心地よい五感からの刺激と同時に、あたたかい愛の隠し味もあったようだ。

 自分が何かダメージを受けたかなというとき、五感を思い出すことは大事だと思う。視覚、聴覚、味覚、触覚、臭覚。不思議に、そのときどきに相性の良い五感もあるので、いろいろ五感を試すとよいかもしれない。 

 愛を思索する旅 � 6/10

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