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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

怖いという感情の裏側は?(愛を思索する旅 ② 5/10)

2013-12-14 | 第九章「愛」

 東京タワーに登ったときに、頑丈な強化ガラスで真下が覗けたり歩けたりするエリアがあった。私は怖がりなので写真は撮っても、その上を歩く気は全く起こらなかった。しかし、見ていると若者、そして中には女性も勇敢にも歩いている。おじさんはただ呆然としているだけであった。

 怖いという感情は、私がものごころがついて・・・というか記憶に残っている最も幼い感情の記憶である。

 2歳のころ、両親と祖父母(不思議にも4名)で日光に行ったようだ。そして砂利道を歩くと仁王像が!その恐ろしさに泣きだした記憶だ。

 ただ、よく記憶を点検すると、そのあとに抱きかかえられてあやされたような記憶も。それが母だったか祖母だったかは定かでない。

 最近、様々な感情の研究やモデルを見る機会があったが、その中で印象的なのは、暗い感情と対になる明るい感情があるということだ。親しい人との喧嘩など、仲直りすると、怒りから友好的感情にパッと切り替わる。そんな劇的なことも。

 感情は光と影なのかなと思う。幼いころの記憶も、怖いという感情の原型のあとに、愛の原型がぼやっとついているような・・・

 感情は対になって、何か隠れた意味を誘っている。そう最近は考えるようにしている。そう考えると、たとえウツといった感情でも、幸福感を誘っているのかななどと考えるようになる。これは人生を楽しくする知恵ではないか。

 愛を思索する旅 ② 5/10

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