イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

南多摩の目立たない冨士山でも幸せを呼ぶ!(旅の準備 ① 7/10)

2013-12-26 | 第九章「愛」

 南多摩に住んで随分経つが、良かったことは、冨士山が身近であることだ。都心に住んでいた頃と比べ、はるかに日常の中で見ることができるのだ。

 住まいの近くに、オフィスの窓越しに、電車の中から・・・冨士山を観るとホッとする。

 さて、日々の暮らしのなかで人間関係が良好でイキイキと暮らしていても、利害得失の話になると、途端に心の防衛機制がいろいろ働くようである。かつて、某社で仕事をしていたときに、当時尊敬していた上司の一言が今でも鮮明に思い出される。「普段は信頼でき心をゆるせるが、予算のことになるとそうはいかない」

 都合が悪いことは忘れるという美風。窮鼠猫を噛むような反撃。まあ、人それぞれ遠目にみれば楽しい?反応(防衛機制)があるようだ。そして、こうした時には不思議に迷いの只中に置かれ、自分が何をしたら良いか、あるいは言うべきかがわからなくなるものだ。

 自分の本音があるはずなのに見えない。しかし、そんな中でも何かの拍子にふと自分の本音に気付くことがある。そんな幸運をつかめば、現状をきっちり判断しつつ、うまく自分の真実を伝える。そうすることで自分だけでなく、周りも幸せになるようだ。

 声高な自己主張は目立つ割には混乱をさそったりするが、本音で自他肯定的な自己主張は目立たないまでも、世の中に平和をもたらす。南多摩の冨士山は、小さくて目立たないが、そんな自己主張のようだ。

 

旅の準備 ① 7/10    

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