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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

瀬戸内海の御姫様に憧れてしまう!(心の健康度 ③ 1/10)

2014-05-03 | 第四章「愛とゆるし」

 自分の祖先とも関係ありそうな村上水軍の小説、「村上海賊の娘」(和田竜著)は実に面白い。本屋大賞を受賞したのもなんとなく判る。

 一番の魅力は、主人公、景(きょう)の生きざまなのだろう(周りの登場人物も実に楽しいが)。それは、一致している生き方ともいえる。感情と思考と行動が一致し、本音というか心の奥底のものが一致する。戦国時代という厳しい現実の中で、生き残るための現実吟味力が備わっているともいえる。

 今の世の中で、こんな風に一致して生きる人は少ないのだろう。それゆえ、現代人のこころを打つともいえるかもしれない。

 一致は不一致の反対だが、不一致は様々な形で強いられることも多いようだ。生きるために選ぶ仕事と、自分の本当にやりたいことが一致する人は少ないだろう。その中にあっても、自分の好きなことを少しはやり続け、バランスをとる健康な人も多い。仕事だけでなく、人間関係でもいろいろだ。本音を言えない環境の中で、自分の感情が判らなくなり、本当は好きなのに嫌いと想ったり、その反対に嫌いなのに好きだと想ったりするケースもあるのだ。

 それゆえ、不一致はこころの健康度をはかる3つめの尺度として、世界中で愛用されている。

 写真は鳴門海峡。今年の夏は、瀬戸内海に行きたい!

心の健康度 ③ 1/10

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