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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

岐路で誤らないための感謝!(心の健康度 ③ 4/10)

2014-05-06 | 第四章「愛とゆるし」

 朝ドラ「花子とアン」を最近は欠かさず観ているが、人生はほんとにいろいろあるなと思う。幸せな状態だったのに、突然・・・不一致の状態の到来である。痛みのない成長がないように、かならず不一致とそれにつづく混乱があるものである。しかし、年を重ねるうちに、その対処の方法(感情の処理の仕方)も自分なりに身に着けてくるが。生き甲斐の心理学の理論を知るとさらに良いようだ。

  暗い感情は、自分の持つ理想と現実の間のギャップから生まれる。この理論は、私にとっても判りやすく便利だ。そして、人生の岐路(不一致の状態)に来たときにも理論の延長で、自分の理想と現実(自己実現)をもう一度じっくり見直したりしている。それは、自分の理想と現実を視点を変えたり、本質を見極めたりする中で変えることもできるからだ。そして、俳句ではないが、何か変換ポイントを言語化するように努める。~を~で~する、のように。すると、気づきを得て一致への方向が見えだす。

 その中で忘れてはならないのが、感謝の領域だ。ロジャースのカウンセリング理論では、理想と現実の領域をベン図のような二つの重なりあう円で示す。その中での第一領域というのが感謝の領域で、気づきを見出す時に重要な働きをする。

 感謝とは不思議な営みだと思う。一つは、どんな悲惨な状態でも感謝は考え方ひとつでできてしまうことだ。もちろん、柔軟な視点の変換が多くの場合必要だ。例えば進路Aを目指していたのに、進路Aは断念せざる進路Bを目指すことになったとき、進路Bに感謝する視点や考えをもつことは結構難しいが、それが成されると、進路Bに柔軟に適応して花を咲かせ、進路Aより良い経験をつんだりする。

 そして何より、今まで幸福曲線の中を歩んでいたならば、岐路を感謝のこころで乗り越えることで、幸福曲線のバトンをつなぐことも。

 

心の健康度 ③ 4/10

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