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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

心を表現することを意識してみる!(心の健康度 ④ 4/10)

2014-05-16 | 第四章「愛とゆるし」

 昨日は、太極拳の仲間と楽しく過ごしたり、家でテントの中で黙想?したり、一人暮らしのブログを書いたり、簿記のテキストを読んだりし、一日が過ぎ去っていった。

 一人暮らしへの不思議な衝動というか・・・心理学的には何も述べなかったが、エリクソンの8つの人格形成論から考えると、一人暮らしを指向することは、「愛」、「親密性」、「孤立感」という不思議なバランスを何処かで意識することであり、あるいは「意思力」、「自律性」、「恥辱・疑惑」の3つのバランスも意識していくことかもしれない。何か人の成長(遅ればせながら)に関係するような大切なもののようだ。一人暮らしの中の「沈黙」とか「静謐」とかは良いもんだ。私もそろそろ成長していくのかも・・・

 さて、心の健康度のお話から、ちょっとズレテきたので、元に戻していきたい。日本では一昔前まで、「男はだまってサ〇ポロビール」のような有名なコマーシャルがあったり、イギリスの教訓、「沈黙は金、雄弁は銀」(当時の金の価値と銀の価値が議論されることが多い)に多くの人が関心を寄せるところがあった。

 黙して語らず・・・そんな沈黙を美風にする文化が何処かにあるのかなと思う。

 ただ、心の健康度を考えると、心の内を上手に表現したり語ったりすることはとても大事だ。表現することで、自分に対する気づきにもなれば、他人とのコミュニケーションの向上にもつながる。

 例えば、U先生に教えていただいたエゴ・ダイナミックス・ノートがある。これは日記帳のように人に見せないノートであるが、自分の感情というか気になることを全部書き連ねていき、さらに何度も読み返すところが違っている。そして、読み返しつつ、例えば自他肯定のスタンスを思索する中で気づきを得ていく。自分のための表現や言語化ではあるが、生き甲斐の心理学の知識と共に、もやもやした対人関係などで悩む時にはとても大事だ。

 沈黙は金は確かにあるが、それは雄弁・表現力がある中での話なのだろう。

心の健康度 ④ 4/10

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