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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

親友をつくるための自己伝達力!(心の健康度 ④ 10/10)

2014-05-22 | 第四章「愛とゆるし」

 心の奥底をキャッチし、自分や他者に何かを伝達する自己伝達力。ホントの本音というか、そういうものをキャッチするのがポイントになるが、それは自分の感情を聴くということがとても重要なようだ。

 頭で、これは好きなはずだと考えて、それらしい感情が湧いたと錯覚するのではなく、湧き起こる感情をしっかりとらえ、「好き」「嫌い」を意識に挙げる訓練は、自己伝達力をつけるポイントだと思う。そして、その感情をしっかり思索しつつ、うまく言語化していくと、自己伝達力はついてくる。

 自己伝達力がついてくると、ステレオタイプではなくなるので、嫌われ離れて行く人もでてくる。これは、ちょっと寂しいことであはあるが、逆に不思議に近づいてくる人もでてくる。

 八方美人のひとは親友を得にくいが、自己伝達力が優れた人は生涯の友を得やすいと思う。

 もうひとつ、出会いを大切にすることが重要だと思う。もちろん、出会った人を人は瞬時に「好き」か「嫌い」かを判断するらしいが、その感情を、昨日のアースフィーリングではないが、相手を良く知ろうとするバネにすることは極めて大事だと思う。

 人間は狭い経験からくる思考に囚われがちなので、とかく第一印象で間違いを犯す。じっくりと付き合ううちに、自分の狭い経験では捉えられなかった人であることを悟ったり、自分の狭さに赤面したりする、そして関係が深化していくもののようだ。

 最後に、先日のアースフィーリングから学んだ北村透谷の詩を載せたい。

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 みどりご

ゆたかにねむるみどりごは、

 うきよの外の夢を見て、

母のひざをば極楽の、

 たまのうてなと思ふらむ。

ひろき世界も世の人の、

 心の中にはいとせまし。

ねむれみどりごいつまでも、 

 棘なくひろきひざの上に。

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今日は、反省のうちに。赤ちゃんは偉大なのだろう。

心の健康度 ④ 10/10

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