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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

運を天に任す問題!(心の健康度 ⑥ 8/10)

2014-06-14 | 第五章「和解と平和」

 昨日は某所でボランティア。もう10年以上続けている。月に一回あるかないかのボランティアだが、続けてきたのは価値があるのかなとも思う。

 ふと考えると、ボランティアでは何かを与えるというより、何かを得るところが大きいかなと思う。多くの人が指摘しているが・・・

 小学校や中学校、高校を卒業して数十年後のクラス会で感じるのは、皆変わっていないな・・・ということもあるが、もう一つは、ある年になると誰もが『運を天に任せる』ような経験を一つ二つしてきたので同じ人間というより、深さを感じることである。

 ボランティアも、状況的には「運を天に任せる」経験を積んできた人との、ある種の連帯なのだと思う。旧知に会うのとどこか似ている。

 さて、ボランティアのほうも、10年くらいたつと、ボランティア仲間もいろいろ『運を天に任せる』問題を積んでいく。そのせいもあるのか、ますます仲間意識も強固になってくる。

 因みに、ボランティアは日本では余りポピュラーではない。ただ、非人間的な民族かというとそうでもなく、下町の人情など本質的には余りすぎるほど日本でも息づいていると思う。

 エリクソンのライフサイクル論にあるように、人は世話ー生殖性ー停滞感の時代(30歳代から60歳くらい)を生きることになる。その時に、何か世話をやきたくなるのは自然の摂理なのだろう。それと、「運を天に任せる問題」との相関もあるのかなと思う。 

心の健康度 ⑥ 8/10

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