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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

親密性を上手に育てるコツ!(心の健康度 ⑦ 6/10)

2014-06-22 | 第五章「和解と平和」

 人や歴史を学ぶときに、系図と年表は必須科目であることをこの2-3年で知った。

 これは日常の中での親密性を考える時も役立つようだ。

 親密性は人と人、集団と人、神仏と人・・・そんな風に関係性の中で捉えると判りやすい。

 そして、親密性は時と場所、時間と空間を抜きにしても考えられない。

 昨日は、明治から平成までの150年くらいの年表をつくってみた。一年の出来事を簡単に表記し様々な関係深い人をプロットしてみる。自分の誕生とか、祖父母の誕生と逝去、などなど。その中で、時代と人をいろいろ思索することは実に楽しかった。父方の曾祖母と母方の大叔父さんが同じ生まれと知り、曾祖母の性格から大叔父さんの性格を想ったりも。

 さて、私は掛け持ちでいくつかの組織に属しているが、ある仲間と楽しく、その組織に入れたのかを語り合ったことがある。それは、実に神秘的であった。いくつかの偶然が偶然と出会うというのだろうか、二人が出会った関係性の不思議さに驚嘆した。もちろんサイコロのような確率論でドライに語り合うことはできない話だ。

 ただ、関係性には役割が含まれている。親子であったり、親友であったり、同僚であったり、子弟であったり、神仏と人であったり(神仏は役割という概念では捉えられないかもしれないが)、・・・

 この役割を無視して本来Aという親密性を追求するところを、Bという役割の親密性を無意識に追及したりすると混乱が生じることも。生き甲斐の心理学では防衛機制を学ぶが、感情転移という現象は、この関係性にも忍び寄り混乱を投げかけたりする。

 親子には親子の親密性の深め方があり、夫婦は夫婦の深め方があるのだろう。そのあたりをクールに思索すると、親密性の深め方が観えたりするようだ。

心の健康度 ⑦ 6/10

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