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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本質を見抜く目が幸福曲線をもたらす!(幸福曲線を辿る ① 10/10)

2014-08-17 | 第七章「光と復活体」

 傾聴やカウンセリングというと、親しく優しく話を批判せず聴いてくれる・・・そんなイメージをする方が多いが、本当の支援という意味では、ちょっと片手落ちに想う。もともと言語療法の一種なのだから、言葉による論理的な支援も実に大切なのである。

 もともと感情というのは、かなり自分のつぶやきというか、言語化された認識とリンクしている。例えば、昨日は私は勉強会を10:00からと連絡したものの、自分は9:30までに会場に到着することを決めていた(講師でもあったので)。それを決めると、9:30という言葉が一人歩きし、それに遅れそうだと慌てたり感情が動くのである。しかし、9:30が合理的判断で決めたかというと、意外に怪しい。過去の経験とかはあるが、良く考えてのことでもなかった。しかし、9:30という言葉は感情を支配するようになる。

 自分の願望や理想をセットすることは予想外に大きい。しかし、この願望や理想は深く考えず、他人から借用したにびや、なんとなく決めたことも多いのだ。さらに、ことを起す勉強会の朝になると、「あと30分あるが、電車は直ぐには来ないだろう」とか、現実の認識の確かさが問題になる。これまた、勘であったり、経験で振られたりで、過酷な現状認識に陥ったり。充分間に合うのに、9:30という言葉が無駄ともいえるストレス曲線をまき散らす。

 自分の理想と現実の把握に問題がないか、そして、問題解決への対応が適切か・・・これは実に日常的な問題であり、その対応を感情把握から言語化や理想と現実を揺り動かす訓練から乗り越えることは大切なのだろう。

 さて、昨日の勉強会は、こうした自分の感情を揺るがすことを、言葉や論理性というところに絞って楽しく語り合った。

 自分の理想や現実を言語化したりすることもしたが、昨日は私が所属する等価変換創造学会のとーかカードで遊んでみた。冒頭の写真はアザミの蜜を吸う蝶の写真であるが、蝶が花にとまって休んでいるのか、ミツを吸っているのか、・・・様々な仮定から本質を見抜く力は大事なようだ。ストレス曲線を幸福曲線に導く力も、こんな言語化の力かもしれない。

幸福曲線を辿って ① 10/10

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