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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

朝に機嫌を整えて、平安感を呼ぶ!(幸福曲線を辿る ② 2/10)

2014-08-19 | 第七章「光と復活体」

 平安感を得ることはなかなか難しい。平安感は環境に従属するかのように錯覚しがちだが、昔だったら死語で成田離婚という言葉があった。ハネムーンという素晴らしい環境でさえ最悪になる例だ。幸福感を得られる最高の環境?のはずが、ひどい話に。

 自分の胸に手をあててみても、幸福なはずの環境で必ず平安感が得られたかというとそうでないことも多かった。感情は正直だ。それに気付くのは実に大事である。

 昨日の自分の平安感は?と考えても、平安感は結構少ないことに気付く。一生のうちで、平安感はどのくらいあるのだろうか。しかし、この平安感は、5つの幸福曲線の感情の最初であり、これが問題だと、友好的感情、健康感、幸福感、統御感は実に得にくい。

 さて、今朝は、ここひとつ体調がすぐれず、しかも今日は健康診断に行かねばならず、そんなことを契機に暗い気持ちになりがちだった。こうした場合、負のスパイラルに実に落ち込みやすい。ちょっと気になっていた将来のこととか、ネガティブな想念が誇りのように舞い上がり、朝の一日の始まりの大事な時に、それを追ってしまいがちになる。

 先日、Aさんに聴いたが、座禅の時に何か想念が浮かんだら「追ってはならない」だそうだ。実に合理的だ。今、それをやらなくていい時にパンドラの箱を敢て開ける必要はない。素晴らしい知恵だと思う。心理学的に考えると、防衛機制の抑制を上手に使うのがポイントなのだろう。

 さらに、平安感を取り戻すには、感謝が効果的だ。ロジャースのベン図が二つ重なったカルテの考え方では感謝は第一領域として大事にされる。こころの健康の鍵は感謝なのだ。感謝を意識するのだ。今朝の青空は実に素敵であった。そんな時に明るく感謝をする。青空だけでなく、ふと開けたSNSで友達のコメントに思いがけないメッセージを発見し、これにも感謝だ。

 それと、信仰をもっていたら、祈りを捧げることかもしれない。

幸福曲線を辿って ② 2/10

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