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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

同世代の文化を意識してすっきりしよう!(異文化と愛 8/10)

2014-11-05 | 第九章「愛」

 マッサンは、ちょうど私の祖父母の世代。もう無き祖父母を想い、その影響を受けた父母のことを思索する上でとても役立つ。時代の影響を同世代は同じように受け成長するので、臨床心理学的にも興味ある分野なのだ。

 私は1951年生まれであるが、この歳は朝鮮戦争のまっさかり。朝鮮戦争の実態は殆ど知らなかったが、そこに投入された爆弾や大量の死傷者数から日本の敗戦以上の悲惨が隣りあったようだ。そんな不安の時期に生まれたことは、やはり生育史上に大きな影を落としていえるのだろう。また、この歳は日米の安保条約の締結の年である。そして、1960年、1970年と青少年時代に政治で揺れた世代としても特徴的だ。

 だからだろうか、同窓会などで会う同世代は、どこか似ているようだ。自分たちには何か心地よい空間なのだが、他の世代からは独特の雰囲気をもっているようにみられるようだ(他の世代も同じことが言えるのだろうが)。そして、それは人格形成の大きな傾向を知る上で貴重で、またその性格は個人に起因するというより時代そのものなのだ。

 自分のことを知ることをU先生の「生き甲斐の心理学」は大切にするが、その中で、自分のある変な特徴が何に起因するのか分らないことがある。そんな時に、同世代の傾向、そして生まれた時の時代を勉強すると、眼が開かれることがあるようだ。

 同世代の飲み会で、そんな同世代の特徴を話題にしてみたら盛り上がるかもしれない。共通の長所をほめたたえ、共通の不安解消法も発見できるかもしれない。まあ、そんなことをしなくても同世代の友達は貴重だと思う。

*写真は昨日の由比ヶ浜海岸。夕焼けがうつくしかった!

  

異文化と愛 ③ 8/10

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