イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

体験の解釈が世界を変える!(魂で感じる ① 5/10)

2014-11-14 | 第十章「今ここでの恩寵」

 今日の「マッサン」エリーさんが優しく幸子さんと接する様子に感動。幸子さんのこころの深層を理解し、優しい言葉かけをするのはカウンセラーのよう・・・ちょっと体験の解釈を変えることで、ストレス(理想と現実のギャップ)が幸福曲線に移行し、世界が激変する。もう少しで、幸子さんの問題もクリアしていくのだろう。

 私も、小学校1年のときに、友達が交通事故死をした苦い経験があったが、エリーさんのような方?がいなかったので、幸子さんが写真を焼こうとしたように、その思い出をどこかで抑圧し、後をひいてしまった経験があった。今日のドラマにあるように、優しく接してくれる暮らしのカウンセラーのような人がいれば随分ちがったろう。しかし、そのために、心理学の学びを深めたという大きなプラス面があったが。

 さて、今日は小学校1年のときの苦い思い出の地のそば、最近亡くなられた赤瀬川原平さんが名づけた四ツ谷階段のことを思い出していた。赤瀬川原平さんの死を知ったのは、先日の守矢資料館に行った時で、その建物が藤森照信さんの設計であり赤瀬川原平とも関係の深かったということを教えていただいたからだ。

 赤瀬川原平さんの「老人力」はベストセラーで素晴らしかったが、一番最初に知ったのは名著「トマソン」で、その冒頭に四ツ谷階段の写真があった。この四ツ谷階段は私が幼稚園、小学校のころ何度も登ったり下りたりした思い出深い階段だ。登ったり下りたりすることで無用というより、子供の健康に一役かっていたのだ。

 これは祥平館という旅館の階段であったが、この旅館にはよく野球の広島カーブが宿泊していた。昭和初期を知っている母によると、以前歯医者さんがあって、その時にできた玄関だそうだが、旅館となってから玄関位置が変わり、このような超芸術(無用の長物)となったようだ。残念ながら、今はこの四ツ谷階段は撤去されてなくなってしまった。

    

 しかし、無用の長物と殆どの人には観えるものも、赤瀬川原平さんの手で超芸術とされ、多くの人が嬉々として眺めたりするようになる。

 体験の解釈が世界を変えるはホントだと思う。

 今日も快晴。美しい富士が観える。大栗川で写真を撮ろうか?

魂で感じる ③ 5/10

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