イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

真剣勝負の時!(縄文からの風 ② 2/10)

2015-01-22 | 第二章「五感と体感」

 寒い日が続く。私が住んでいるところも、日中でも4-6℃くらい。まあ、大寒なので当たり前かもしれない。

 さて、1月の後半から2月、3月。期の終わりが近づき、世の中も慌ただしくなってきているようだ。学生さんにとっても、受験。サラリーマンにとっても、人事の季節など、この大寒の季節は、心も引き締めるときのようだ。

 そして、還暦を過ぎた私も、何となく人生の後半。やはり、やらねばならないことを真面目にやらなければならない季節のようだ。

 「生き甲斐の心理学」の教育事業も、質をあげたり活動も活性化しなければならず、やることは山ほど。

 さて、縄文の勉強をしているが、勉強すればするほど、縄文時代の祖先の真剣勝負にはっとすることが多い。昔の原始人のイメージ、お気楽な・・・そんなイメージは、もう私の頭には全くない。土器に関しても、昔の・・・遅れている、ローテクといったイメージはかなり崩れている。

 実験考古学という分野を最近知ったが、例えば阿部芳郎さんの「縄文のくらしを掘る」によると、縄文後期の深鉢のイミテーションで実験すると、ジャガイモなど10分くらいでゆで上がったりするそうだ(凄い)。煮沸用の鍋としては、かなり考えて作られているようだ。そういえば、良く行く新宿歴史博物館の16000年とかの草創期の土器も、小型ながら内部の湯の対流なども実に良く考えてあって、古いので遅れているという見方は通用しないらしい。

 その時代、時代で真剣勝負で物事にあたった祖先。頭が下がる。

 私など本当は厳しい状況なのにもかかわらず、防衛機制の悪い使い方で、お気楽に屁理屈をつくって先延ばししがち、そろそろ、気合を入れねば!

縄文からの風② 2/10

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