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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

劣等感をバネにすること!(仕事とか家庭とか 9/10)

2015-05-11 | 第三章「無意識の世界」

 エジソンは電気自動車開発に力を入れていて、フォードと親友だったそうだ。自動車の動力は電池!こういう信念があったそうだ。自動車が発明されてから一世紀以上たち、これからの自動車は今や電気自動車を抜きにして考えられない時代になってきた。いまさらながらエジソンの先見性に脱帽である。

 ちなみに、自動車もこれから人工知能とビックデータ技術の本格化もあり自動運転化もすぐそこらしい。エジソンが貢献した電子・電気分野産業の究極の形が見えてきている。

 さて、そんなエジソンであるが、学歴は小学校中退。型にはめる教育が大嫌いだったようだ。実際、自分の子供には学校に行かせていない。そして、独学で能力を発揮し、20世紀の代表的な天才として成果をあげていく。

  生き甲斐の心理学を学ぶ私にとって、エジソンに関する興味の一つは、どのような感情をバネに人生を歩んだかということがある。心理学を勉強すればするほど他者のこころの内を想像することの難しさを識るのだが、エジソンの場合はなんだったのだろうか?いろいろあるが、私は劣等感ではないかと想像した。

 幼いころに友達が川で溺れたが、水面に再び浮上することを待ちじっとしていたことがあり、その友達が亡くなってしまい親から酷く叱られるという、罪悪感の問題も抱えていたのではないかと思う。しかし、不遇の身から華々しい仕事をするようになる。それは劣等感をバネにした力ではなかったか。実際、天才は99%のパースピレーション(汗)で、1%がインスピレーション(霊感)でできるものであると、53歳の時にインタビューに答えている。また、毎日16時間以上84歳で亡くなるまで活動的だった。

 エリクソンの人格形成理論からすると、劣等感克服は技能の習得や勤勉性との関係が言われている。そういう視点から考えると納得できる。

 エジソンと比較するのも非常におこがましいが、私も劣等感には幼いころから苦しめられた経験がある。そんな中、身体的な問題は父や祖父の一言により、大きな知恵(解釈が変わる)を頂いたように感じる。また、人生の後半になり、新しい道にチャレンジしたときも師の一言などは、実に考え方を変えさせていただき、劣等感を勤勉性に替えてくれたように思い感謝している。

 それは、私の個人的なことであるが、人生の中で劣等感を前向きな力に変えし、勤勉性に繋げている方も多いように感じている。 

*エジソンについては、続々天才の世界 小学館創造選書 湯川秀樹著を参考にしました。ありがとうございました。

*写真は新宿御苑で撮ったものですが、劣等感とは関係ないです。

仕事とか家庭とか 9/10

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