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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅で五感・体感を意識することでストレス軽減!(五感・体感とストレス 1/10)

2015-09-14 | 第二章「五感と体感」

 今回の北陸旅行では、ちょっとした自分へのお土産を買ってしまった。ヒスイの原石である。苦労して行った小滝川のヒスイ峡で、お土産屋さんが一軒ぽつんとあり、そこで買ったのだ。ヒスイの原石は糸魚川の下流や海岸で拾うこともできるのだろうが、キツネ石に騙されるよりプロの方に頼ったほうが賢明かもしれないと思ったからだ。

 そして、時間があるとき、サンドペーパーで磨いたりしている。ちょっと冷たいヒスイの感触とずっしりとした重さ、高級原石ではないが、それなりに綺麗な色、そして、この石特有なのだろうか(値段が安かったからか)、ヒスイ以外にも変ハンレイ岩的な部分など、岩ができたときの歴史まで妄想できる。

 さて、今日はオフでのんびりしているが、朝起きてから寝るまで、ストレスにさらされない日はないと実感している。テレビを点ければ白熱の国会中継、パソコンに向かえば縄文小説。楽しい部分もあるが、やはりイライラする部分もある。自分なりの理想と現実があり、そのギャップが不安感・イライラと考えるとよい。ただ、まだ寝られないとか胃が痛いとかの身体症状が出ているわけでないので、健康なストレス生活をしているのだと思う。

 しかし、北陸の旅行で感じたが、5000年前の縄文人も、苦労してヒスイを採集したり加工したりし、生き抜いてきたり、あるいは8世紀の大伴家持も度重なる政変の中を生き抜いてきている。歴史を学ぶことで、ストレスの中で生き抜いてきた先人の逞しさを思い出し。まあ、自分のストレスもある意味、生き抜く糧となるのかな俯瞰できたりする(ストレスが軽減されるようだ)。そして、旅行をすることで、歴史を五感・体感を通して味わえるのは特に凄いと思う。

 縄文時代の祖先が経験した、ヒスイの加工作業のいったんをヒスイ原石を触ったり眺めたり磨いたりすることで、リアルに感じられる。そして、それは先人の苦労をしのびながらの安らぎにつながる。地元の食事をいただくことで、何か五感・体感をとおして北陸を味わったかなと思う。

 五感・体感を意識し安らぎを経験することでし、ストレスはストレスとして存在するかもしれないが、どこかで地に足がつくようで、ストレスは軽減されるようだ。

 写真は5000年前の日本で最大級の竪穴式住居。

五感・体感とストレス! 1/10

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