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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

悟り?を開いてビジョンも活動も変わってくる!(ビジョン 9/10)

2016-04-13 | 第一章「意識と知覚」

 琵琶湖の勉強会から帰ってきて、何かが変わったように感じている。65歳という一つの節目で、今までやってきたこと(かりにA、B、C、D、E、Fとしようか)が、見直さなければならない時期だった。そして、新しいビジョンに向って進まねばならないのだが、そのビジョンが自分の中にあるのだが見えない。それが、今回の旅の中で見えてきたように思う。

 もちろん、見えてきたのは、この半年の中で例えばAを今後継続するにあたりA’に変更したり、BをB’になど試行錯誤をした努力もあるかもしれない。動いて見えてくることもたくさんある。

 ただ、本来あるはずのビジョンが見えないというのは、こころの防衛機制や、自己概念と関係が深い。自分の本来的な傾向や渇望からくるビジョンとそれらはヘンにぶつかるのだ。例えば、世の中の一般常識みたいなものに変にとらわれている自分がいる。年をとると記憶力が悪くなる・・・こんな常識も一つかももしれないが、工夫一つで記憶力も変わるものだ。昨年欽ちゃんが大学入試を突破した秘訣をテレビで見たが、その努力方法は実に理に適っており、世の中の常識がいかにあてにならないかを再確認した。

 生き甲斐の心理学や心理療法の世界では、記憶力は結構重要であり、現役でいるためには工夫と努力が必要だったのだ。

 ビジョンが見えてくると、活動A,B,C,D,E,Fは新しい光の中で統合されたりし、G,H,I,J,Kのように変わってくる。それは時には蝶の完全変態のような大きな変化をもたらしたりもする。

 今回の、琵琶湖の勉強会では私は、「天智と持統」(遠山美都男著 講談社現代新書)を空き時間に読んでいた。そして、女帝の持統天皇が斉明天皇(おばあさん)のビジョンであった大津京で、20人近い天智・天武天皇の妻の中でただ一人、天武天皇について吉野に逃れた事実に感動した。このときの持統天皇のビジョンはなんであったか。そんなことを楽しみつつ思索していた。こころの底に根をおろしたビジョンは、個人だけでなく時に時代を変えるようだ。

ビジョン 9/10

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