イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ストレスと「生き甲斐」のふしぎな関係!(新しい体験 5/10)

2016-06-18 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 新しい体験の中には物凄いストレスをうむようなこともある。あーぁ、止せばよかったと後悔したり、逆に怒りを他者にぶつけたりすることも。しかし、そんな時、もぐらたたきのようにストレスと対決するより、意外に重要なことがある。

 私の場合で恐縮だが、ストレスと「生き甲斐」あるいはアイデンティティの関係はものすごくあるように思う(生き甲斐の心理学の理論もそうだが)。問題に振り回される時、自分の柱がどうなっていてブレるか否かが実はストレスに耐えられるか否かを決めることなのだと思う。私はカトリック信徒であったが、40歳代のあるときカトリックの信仰をそれまでと比べ画期的に深めることができた。そして、その後大変な問題に遭遇したが、その信仰でストレスに耐えることができた(心を病まないで)。

 そのあたりを知っているのか否か、私が50歳台で会社を辞めたとき(年賀状などで知らせたこともあり)、それまで疎遠であった知人何人からか心配して声をかけられた、いずれも宗教関係であった。すでに私は宗教という意味でアイデンティティは定まっていたので、その知人には感謝しつつ事情を説明させていただいた。

 因みに、ストレスでこころも不健康になっているときは、判断力が低下しているので重要な決断はできるだけしない方が良いことが多い。こころが穏やかな時に、アイデンティティの統合を図る方がずっとよい(といって、そのときは必要がないのであり難しいことだが。)

 さて、「生き甲斐」に関することは、宗教とか哲学といったこころの深いところ(死の問題を含む)の問題だけではないと思う。「子供や孫の世話」、趣味、よい友達、・・・いろいろある。そういったものを意識化し、人生の糧とするならばストレスへの対応も非常に楽になるようだ。

新しい経験 5/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・クリック応援いつも感謝しています!