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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本当は親しくなりたいのに物怖じしてしまう・・・(新しい体験 10/10)

2016-06-24 | 第三章「無意識の世界」

  新しい環境に入ると、新しい人間関係を育む機会が増える。その中で、時々自分に何かへんな傾向があるなと気づくことがある。人間関係を深める段になると、何か物怖じし一歩踏み出せない傾向と呼ぼうか。

  これは生き甲斐の心理学で、プロセススケールの7番目にでてくる、親密になりそうだと逃げだす傾向・・・そんな理論に関係しているようだ。私の場合、2-3歳のころに幼馴染との関係で、親しくなろうとして傷ついた原型のような体験(飴をもらおうとして、祖母から怒られた)があり、そして小学校の時にも同じような体験がありその傾向が強化されたように思う。

  こんな傾向が何故あるか。のんびりと生育史を振り返り前向きに解釈をしなおすと、変な傾向が浮き彫りにされ、そして大人の眼で確認すると無意識の意識化で直っていく(そういう心理学の理論がある)。ただし、私の場合は、こうした理論を知って意識化し直って行ったのではなく、別の方向で直ってしまったようだ。それは、社会人となったころ営業職についたのが大きかったようにだ。物怖じしていては食べていけない・・・そんな環境の中で、おのずと親しくなる楽しさを覚えていく。心理学的にいうと行動療法的だ。

 つらい経験を大人の眼で調べれば、親しくなろうとして、あるいは親しい関係があって、その中で痛 い目にあうことは、決して「親しくなるとひどい目にあう」といった公式を導く合理的な経験でないことに気づく。しかし、心の深層にこうした傾向が確立さ れてしまうと生きる上で不便なことが多い。

新しい体験 10/10

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