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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

主張して幸せになる!(こころの自由 2/10)

2016-10-02 | 第二章「五感と体感」

 水戸黄門は好きなテレビ番組であった。いつも8時4X分になると葵の御紋がでてくるので何ともすっきりする番組だった。そして、それを見て、普段何とも歯切れの悪い現実のウサを解消していたようだった。

 日本の文化は、欧米と違いかつては一人ひとりがあまり主張しない文化だったのかもしれない。しかし、そういった文化であっても、自己主張はそれなりにあり、文化が発展してきたのだと思う。

   ところで、主張することはこころの健康にもよく、エンカウンターとして知られる自己開示訓練でも、自己覚知、感情表現、他社受容、信頼、役割遂行とともに大きなテーマの一つになっている。自分の五感・体感を通じて、自分の本音を理解し、それをきちっと表現すると、もちろん受け入れられないこともたくさんあるが、自分も回りも幸せになることがある。主張しなければ、そのようなことはない。

 私の場合、自己主張は、自分の中のエリクソンでいうと疑惑・恥辱感で混迷に落ちるのを防ぎ、自律性と意志力を健全にし、ストレスを表現する中で時に幸福感まで味わえることもある。昨日NHKで夏目漱石の妻のドラマをやっていたが、猫ちゃんが登場して漱石が俄然元気になるシーンがあった。おそらく猫ちゃんが、言葉はしゃべらないものの、その存在そのものが自律性、意志力と繋がっていたのではないだろうか?いろいろな自己主張を大事にしたい。

 なお、写真は大栗川であるが、この川の延長線上に丹沢のヒルガタケが見える。この地方では縄文時代には神山として崇拝の対象であったようだ。この大栗川の自己主張もとても気に入っている。

 こころの自由 2/10

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