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健全な愛 (私にとっての吉野 5/10)

2018-01-18 | 第九章「愛」

 昨晩は、旧約聖書の詩篇を読んだ。数千年前の嘆きや祈りは今の世の中でも同じなんだと、不思議な気持ちで読んだ。

 自他肯定(I am OK. You are OK.)で生きることが簡単な世の中であればどれだけ素晴らしいことか。しかし、傲慢(自己肯定・他者否定)や破滅(自己否定・他者否定)が忍び込んでくる世の中は何だろう。そして、それが社会の中枢まで及んできたりする嘆き。

 欧米では、少し昔の話であるが、M・スコット・ペックの「愛と心理療法」(創元社)がベストセラーとなった。それだけ愛の問題が深刻になったのかとも思うが、日本では面白可笑しく、この手の話題は語られることがあっても、M・スコット・ペックのように深く掘り下げて語れる人はごく限られているようだ。

 自他肯定の道。大雑把に言えばそんなことだろうが、それが多分大きくいうと人類の道なのだろうが(大きすぎたか 笑)、なかなか困難な道なのであろう。

 持統天皇が吉野を愛したのは何だろう。そこには満たされた女帝ならではの愛があったように思うが、それは、壬申の乱が終わってからの時代では満たされにくかったのではないか。阿修羅(昨年改修工事中で見られなかった興福寺の阿修羅像をちらっと思い出す)のように戦い続けた持統天皇にとって愛とは何だったか。美化しすぎてはいけない問題もあるように思える。

私にとっての吉野 5/10

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