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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人には解釈の傾向がある (こころの自由  5/10)

2018-03-25 | 第一章「意識と知覚」

 持統天皇の生涯に興味を持ったが、その周りにも凄い人たちが存在して、これまた激しく興味を覚える。藤原不比等や物部麻呂などの政治家もそうだが、役小角、道昭、道基といった宗教家もだ。その中で、不比等の兄、定慧と一緒に遣唐使で唐に渡り、さらに三蔵法師にも直接会った日本の仏教の祖の一人ともいえる道昭は以前から気になっていた存在だ。日本ではじめて火葬されたことも一因である。その後数年して亡くなった持統天皇も火葬だった。そして、先日「道昭」(石川逸子著 コールサック社 2016)という小説に出会ってしまった。

 かなりの大著なので、まだ読み終えるまでかなりの時間がかかりそうだが、詩人である石川逸子氏のこの本はとても面白そうだ。大体、小説家や歴史家の大半は持統天皇を暗く解釈する方が多いが、ちょっと違うようにも感じている。

 さて、世の中の森羅万象に出会って、私も含めた人は感情・思考・行動をとおして解釈をする。持統天皇は明るい人であったか暗いひとであったかは、この感情・思考・行動の傾向がどうかということで決まるようである。私は女帝のなしたこと後生に残したこと、から、意外に明るい人ではなかったかと推測している。

 私は政治家ではないが、政治家を志す人は、世のため人のためを目指すのだと思うが、複雑な世の中の森羅万象に対してはどうしても複雑な対応にならざるを得ないのかもしれない。しかし、そのおおもとのアイデンティティが普遍的でありブレることなく自分で感じ・思考し、行動するのであれば長い時を経て良い評価をもらうのではと何となく思うのである。

 自分の感情・思考・行動の傾向はどんなものか。明るいか暗いか、自由かそうでないか。ちょっと気になってくる。

こころの自由  5/10

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