イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

3Vの法則と希望力 (希望力 2/10)

2018-04-02 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

  絶望的な状況から這い上がってくる人たちのことを思索すると、若い頃の一時期におとなしく受験勉強などをせず、無謀といわれるような旅をしたりする行動派が多いように感じる。そして、若い頃から希望力を鍛えていたのかな・・・などと想像したりする。

蘇我入鹿の首塚

 私は希望力を誇るわけではないが、それなりの芽のようなものがあったように思う。今日は、この数日日本の古代に関する本を読んでいるせいか、歴史にかかわる高校生のころの出来事を思い出し、それが膨らむ姿に感動していた。

 私の高校時代は、激しい高校紛争、受験勉強などで、15年くらい前まで余り思い出したくもなかったが、その中にあっても、楽しかったことがあることに気づいた。高校は自主的な勉強を重視していたこともあり、生徒が発表する授業が結構あった。高校3年で学ぶ日本史にもそれがあり、同級生の何人かで集まって、時には徹夜をして645年の乙巳の変(大化の改新とも言われ中大兄皇子が蘇我本宗家をクーデターで滅ぼす)の放送劇を作った。その時の語らいのたのしかったこと。私は理科系志望であり、その後しばらく歴史は出てこなかったが、社会人になるころか赴任先が関西ということもあり、梅原猛氏の著作を読み飛鳥や奈良を訪れることが何回かあった。

 そして、この15年くらいは、「生き甲斐の心理学」の仲間が奈良・京都大好きということもあり、古代日本の探索は今では私の大きな生き甲斐の一つになってしまった。写真は6年前に飛鳥大仏に行ったときの写真(写真は撮って良いとのことだった)。この飛鳥大仏もその後の研究の進展で白鳳時代のころの制作物が部分的ということが、かなりの部分が創設当時からのものという科学的研究もでて、再び脚光を浴びているようだ。

 中大兄皇子(後の天智天皇、持統天皇の父)は日本書紀では斉明天皇と舒明天皇の子ということになっているが、ある本の中で、出自が、父が舒明天皇ではなく高向王(百済王族)で、漢人皇子という説があることを知り胸が高鳴った。そして、もしこの説が正しいとすると、中大兄皇子の夢や行動力に、素晴らしい希望力を見てしまう。藤原鎌足のバックアップがあるにせよ、①夢(この場合は大王になるなど)を持つ ②夢に向かっての実行計画を立てる ③行動する といった3Vの法則で希望力を鍛えていたのかもしれない。中大兄皇子にも、もちろん白村江の戦いでの大敗北などがあるが、それでも立ち直る姿に希望力のすごさを感じてしまう。

  3Vの法則は、Visualize, Verebalize, Vitalize、4月という新しい年度に入った今、今年も生き甲斐の探索の旅を続けたい。

希望力 2/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。