イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

温かいこころと意思力 (意思力 2/10)

2018-04-13 | 第一章「意識と知覚」

 自分の意思力を考えると、エリクソンの自律性と疑惑・恥辱の関係、体験の解釈の問題が思い浮かぶが、もう一つ大事な観点があるようだ。それは、温かいこころだ。幼い頃は、それが両親であったり、幼稚園や小学校の先生であったりして意思力が芽生えるが、宗教や哲学を学ぶと神仏も身近な温かいこころの対象として、加わってくるように思う。そして、温かいこころをどこかに感じつつ、意思力が発揮されると、世界が明るくなってくる。

 人間観については、自分も含めたすべての人に仏性があるとか、キリスト教だと「人の身体は神の神殿」といった考え方があり、それこそ人には尊厳があると教科書的に言われているが、殆どの人は、嫌いな人や時に敵にも尊厳があると思いつく余裕がない。

 生き甲斐の心理学では、A=B(X+Y)という比較宗教学、比較文化論をベースにした考え方があり、やはり、人には愛そのものの魂があると考えている。これにより、感情的には嫌いだったりしても、その人にアプローチできる糸口が用意できる。

 A=B(X+Y)

 A:生身の、ある人間

 B:愛そのものので、死ぬと身体から出ていく生命体 (宗教の領域)

 X:成育史からなる心 (臨床心理学の領域)

 Y:身体 (医療の領域)

 世の中は、好きな人だけと仕事をしたり暮らしたりするわけではない。その時、この式のような人間観を思い出し、傾聴したりすると、何かが見え始めるものだ。

 写真は5年前の吉野。持統天皇は吉野行幸でどのような温かいこころを求めたのだろうか?

意思力 2/10

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