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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幸福は何処に?(爽やかな心 10/10)

2018-07-10 | 第九章「愛」

 写真は広島県竹原のお寺の鐘。映画にもよく登場するスポットでもある。夏になるとお墓参りで竹原に行く生活が幼少期から続き、祖父母や父も亡くなってしまったが、竹原を思い出すと心が躍るようだ。今回の集中豪雨の被害は甚大だが、知り合いが無事で一安心したところだ。

 さて、昔の話で恐縮だが、高校生・大学生のころの青年期になったころの話。戦後の焼け野原を経験した父母は働き世代でもあり、年に一度の家族旅行は自ずと豪華志向になったが、戦争を知らない私は何となくそれに反発し、父母と共に旅行に行かず、勝手にふらふら好きなところに行く傾向があった。今となって父母に悪いことをしたようにも思うが、<金銭的に豊か=幸福>という図式を敢えて否定しようとしていたところがあったようだ。あーあ未熟だったなと思うが、これも大事な心の成長の軌跡だったかもしれない。

 今回は心の健康を図るプロセススケール(7つのポイントがある)に挑戦したが、その一番目の「感情の個人的意味づけ」に終始してしまった。そしてこの感情だが、ストレス曲線を中心に今まで考えがちだったが、幸福曲線の意味も同じように大事なんだという気づきを得た。

 幸福を感じることは70年の人生で数週間だったとゲーテは言ったそうだが、暗い感情に比べれば日々の中で貴重なことは事実なのだろう。そして、この幸福感を初めとする明るい感情を意識することは実に大事だ。先ほどの<金銭的に豊か=幸福>も感情という意味で怪しげな公式であったが、私も含めて世の中は、<外見的容姿が良い=幸福>、<学歴や地位=幸福>、<健康=幸福>などと感情を抜きにして決めつけるところがある。でも、感情の世界はどうだろうか。

 石川啄木の次のような歌がある。

 友が皆 我より偉く 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻と親しむ

 幸福感を初めとする明るい感情の世界は、どうも世の中の幸福の評価尺度とは独立していて、違う世界のようではないか。U先生は「幸福の条件」と「幸福感」は違うとよくおっしゃるが的を得ている。

 そして、自分が感じる身近な感情の世界の中に、これからの人生を決めるヒントがあるように思える。

爽やかな心 10/10

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