イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

同志たちの愛 (親密性を考えてみる 6/10)

2018-08-01 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

  目で見えるものはどうも人間の孤独を本質的にいやし、親密性を確保してはくれないように思う。お金や地位、利便性・・・50年前と今と物質的にはずいぶん変化があったが、孤独は物質的に豊かになって癒やされたであろうか?

 孤独はどこからくるのだろうか?比較宗教学の知見から人間を身体、心(生育史)、魂(宗教の領域)と分けて考えると、どうも3つの要素で孤独を分類することもができるようだ。身体からの孤独、心からの孤独、魂からの孤独。もちろん複合的なものもあるが単純に3つに想定してみると分かりやすい。孤独感からの脱出は親密性と深く関わる。親密性は様々な要素があり、大人でないとなかなか獲得できない性質があるようだ。信頼感、自律性、自立性、勤勉性、アイデンティティ・・・

 話は変わるが、定年で会社を辞めてしばらくして目的を失い、何となく元気を失う人がいるようだ。生きるために、子供や配偶者のためにしっかりと働いてきたのに、なんということか。残念ながら、会社を辞めると多くの知人は共通の基盤を失い去って行くものである。もちろん時に会えば楽しいが、話題は乏しい。共通の話題は年金、子供、病気、マスコミで取り上げられている話など。

 自分の乏しい経験で恐縮だが、どうも親密性を求めるには同志的つながりが重要な気がする。そして、それを敢えて身体的な同志、心(生育史)的な同志、魂的な同志と分けてみるととどうだろうか。私の例で大変恥ずかしいが、身体を中心にした同志としては、例えば気功・太極拳を楽しむ同志。昔やったことがあるが料理などもそうかもしれない。こころでは生き甲斐の心理学の仲間や読書仲間などもある。そして魂では教会関係の仲間だ。キリスト教は日本ではマイナーだが、私の知人にはお寺仲間を持って活躍される方もいて、同じ信仰をもつ仲間はとても貴重なようだ(日本ではマイナーではあるが)。

 同志を求めるためには、まずは自分で志を持つ必要がある。それは何だろうか。私も考える必要があるようだ。

 親密性を考えてみる 6/10 

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