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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

宗教や思想への忠誠心とは(忠誠心を考える 7/10)

2018-08-18 | 第三章「無意識の世界」

 書店や図書館に行くと、様々な宗教や思想のコーナーがある。本を開き読んでいくと、一神教、多神教、砂漠の宗教、アニミズム、無、愛・・・いろいろな言葉が出てきたりする。そして、私は感動したり、疑ったり、納得したりするが、こうした体験は思考中心の宗教や思想との関わりともいえる。

 一方、この夏、亡父の故郷にいつものように行き墓参りをしたが、安芸門徒だった実家の仏間や働いていたブドウ畑、生活の場、お寺や神社、そういったものに触れると懐かしい人達の息づかいを思い出す。五感・体感からの宗教・思想の理解かもしれない。亡父の祖父母などは難しい宗教書を読んではいなかったが、祈りのような生活は今考えると宗教的だったかもしれない。

 私は母がキリスト教・カトリックであり、幼児洗礼を受けたこともあり、中学生くらいまでは教会に毎週通ったりした。その後、多感な青年時代は教会にはめったにいかず、東洋思想や仏教に凝った時代もあった。それが、ある日を境にカトリックに戻ったのは五感体感をとおしての宗教理解があったように思う。

 東京の焼け野原を経験した母の背中を見たりして馴染んできた何かが、私の背中を押したのだろう。今思うと思考中心の理解は、後についてくるようなものかもしれない(教義も他者否定的な要素が異常だったりすると問題だが)。

 宗教・思想は、それを信仰してからも同じようなところがあり、どんどん根を張るようなところがあると思う。根というものは本当に大事であり、しかも見えないものかもしれない。

 因みに、最近の豪雨災害で地元の方にお話をお聞きすると、必ず森や山の木の間伐がなされず、根が駄目で山が崩れたというお話がある。私たちの祖先は山は崩れるもの、川は氾濫するものという認識の中で、自然との共生の思想の中で間伐をし、土手を作った。今の世の中見た目は綺麗だが、脆い。宗教・思想に対しても、自戒を含めて真面目に考えないといけないと思う。

忠誠心を考える 7/10

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