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意識化を意識すると人生が変わってくる (健全な心を考える 5/10)

2018-08-27 | 第一章「意識と知覚」

 今朝も東洋ストレッチや太極拳で汗を流したが、身体一つでも動作を意識することで、肩こりを解消できたりいろいろするようだ。

 人生においても、例えば私は「縄文小説を書く」ということを意識化することでずいぶん世界は変わった。昨日も信州で縄文遺跡の説明会に行ったが、帰るときに妻とよった食品市場でも、昔は陳列など殆ど意識することもなく、自分が欲しいと思うものを探し買っただけであるが、今は縄文時代からの伝統が生きている諏訪周辺の人達がどのようなものを食べているのか、民俗学的なことも含めてとても興味を持つようになった。

 肉でも東京では牛肉、豚肉、鶏肉といったところだが、昨日寄ったところでは、牛肉、豚肉、鶏肉、ウサギ肉、鹿肉、猪肉、と多彩。縄文時代は何十種類かの肉を食べていることが分かっているので、これも頷ける。さらに、豆や野菜も遙かに多彩、どうやって食べるのか知らないものも結構ある。また、縄文ブームに乗ったのか、昔ながらの「おやき」も「縄文・・・」といったキャッチフレーズがついていて驚いた。2年前に縄文小説を書いておやきを登場させたが、2年前は、「おやき」を縄文時代の食事と結びつける人は私の知る限り誰もいなかった。

 私の例を参考に書かせていただいたが、こうしたことは古来から様々な宗教でも言われていて、例えば「人は考えた通りの人間になる」と同じような言葉をどこかで見聞きされた方は多いと思う。このほか、フロイトが言ったという「無意識の意識化」も、実際に私なども経験したが、意識するだけで心が整理統合され、ヘンな癖のようなものがなくなったりもした。意識化を意識すると世界はどうも変わってくるようだ。 

健全な心を考える 5/10

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