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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

雑多すぎる日本の街を見直す (大人になって知る防衛機制④ 4/10)

2018-12-15 | 第五章「和解と平和」

 欧米の美しい街。それと比べると至る所に電信柱があったりし、雑然とした日本の街。最近は西欧風の高輪ゲートウェイなどというオシャレな?名前をつけたのが反発をかって話題になっているが、日本の街の風景は気がつかない間に何となく西欧風になりつつあるようだ。私たちは電信柱が乱立しハエが至る所に飛び回るようなかつての日本の風景をどこかで抑圧・抑制してきたのかもしれない。

 さて、私は最近自分の撮る写真に痛く反省したことがある。好きな建物、人・・・そういった写真を撮るとき、当然のように例えば電信柱などの夾雑物、嫌いなものを排除してきた。その心情は皆さんも分かって頂けると思う。しかし、好きなものだけに特化するだけでなく、ちょっと嫌な電信柱も含めるという度量のある写真に触れて、感情的な嫌いをも受容する神のような愛を感じたのだ。

 類は類を呼ぶといった同一化の現象があり、それは良い面もあると思うが(親友など)、虐めとか大きな争いひいては戦争を招いたり、組織を脆弱にする負の面もあると思う。湧き起こる感情の意味を熟慮せず、単に感情(偽の感情も含め)に盲従する時に、平和は到来しないだろう。

 日本では今でも針塚があったりし、生き物だけでなく無機物でさえ葬る習慣が残っている。私は、縄文時代の貝塚などは、そうした原型ではないかと想像している。実際縄文時代の貝塚からは、食べ残した貝殻だけでなく土器の破片や、動物の骨、時には愛犬、さらに人骨まで出てくる。民俗学的にはゴミのようなものでも感謝の祈りを捧げることがあるようなのだ。神から与えられたもの、私たちを活かすものに本来ゴミなどはなく、感謝と祈りを捧げる。縄文時代の文化が最近光を浴びてくることに、何か大きな意味があるように思う。

大人になって知る防衛機制④ 4/10

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