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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大人にも新鮮な動物園 (人間とは何だろう 1/10)

2019-05-03 | 第二章「五感と体感」

 一昨日になるが、久しぶりに多摩動物公園に行った。そして入場券の代わりに年間パスポートをいきなり買ってしまった。随分前だがパスポートを買って通ったとき以来だ。少し時間ができたことと縄文小説を書くためという口実があったのだが。

 動物園に入ると、当たり前だが懐かしい動物の臭いがする。昔は東京の都心でもイヌの糞が道ばたに無造作にあり、ぼやっとしていると踏んづけてしまったりしたものだ。日本は嘗てと違い街には臭いが無くなり、自分が生き物であることも忘れてしまうようで、好きな匂いとは言わないまでも動物園の中で自分の野生が蘇るところがある。

 野鳥や野生の動物(狸など)もこの動物園に紛れて来ているようだが、動物園に飼われている動物たちは檻に入れられたりして、惨めでいやだという人もいる。しかし、最近の動物園は雰囲気も良くなり、人と動物の距離が随分近くなったように感じる。

 今回は、日本で絶滅したオオカミ、カワウソをはじめ今では観られない様々な動物の生態を観察することができて嬉しかった(縄文小説を書く上では大切)。さらに、世界中の動物も親しめる。遺伝子科学の進歩で、現世人類は5-6万年前(他にも説がいろいろあるが)にアフリカ大陸を出て世界に広がったというのが分かっている。それ故、自分の3000世代くらい前にはアフリカ(当時は氷河期だっただろうが)で遠い祖先がライオンや象など出会ったことも妄想ではないかもしれない。このあたりの遠い祖先の話は楽しい。アフリカから紅海を渡ってアラビアの海岸沿いを辿ったか、それともシナイ半島からイスラエルあたりを通って散らばって行ったかなど考えると、ひとごとになりがちな中東の問題も身近に感じるようになる。

 生き物としての人間。先ほど本を読んでいたら。人の細胞は何と60兆個あるそうだ。それが不思議にも連携し全体性を保って生きているわけだが、考えてみればものすごいことで神秘そのものかもしれない。そして、人間に似た動物も考えてみれば同じように不思議なものだ。縄文時代の祖先も動物の土偶を創っているが、60兆個といった細胞のことは知らなくても動物に対し不思議な思いにかられたのかもしれない。

人間とは何だろう 1/10

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