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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の接続の問題 (人間とは何だろう 7/10)

2019-05-13 | 第九章「愛」
 愛に関して悩んでいる人は結構多いようだ。愛すことができない。愛されない。まあ、いろいろである。愛とは何か、哲学的、宗教的な問題としてとらえ、考を深めることで問題に光を当てることも大事だが、もう一つ接続の問題と考えて見るのも大事で現実的だと思う。
 
 美しいバラの花も、茎をとおして大地に接続しているからこそ咲くことができる。先ほどまで日本神話のイザナミとイザナキの話を読んでいたが、これも神々の話ではあるが身体や生育史・霊の神々の接続の問題と考えてみると、味わいが深まるようだ。仲良く結婚し国々を産んだりしたところまでは良かったが、火を産んで亡くなって黄泉の国にイザナミが行くところからとんでもない展開が始まる。さまざまな接続が悪くなり、黄泉比良坂(実に縄文的な名前)で大岩で塞がれてしまい決定的に分かれてしまう。そして、黄泉の国のイザナミが1000人の人を毎日殺め、イザナキがこの世で1500人の産屋を建てる。決定的な断線のようだ。
 
 さて、神々の話は興味深いがここまでにして、私たちの愛の接続の問題を考えたい。重要なことは①体験の解釈の問題②傾聴方法の問題・・・ではないだろうか。①は自尊心から生まれる解釈(ストレス)の問題で、相手の問題というより自分の考え方の問題(理想と現実)と気づくところで解決することが多い。②は傾聴により相手とつながって行く方法とも言える。無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意の6つのポイントが重要となる。どちらも訓練で上手になる世界である。
 よく愛の多寡を問題にしがちだが、接続の問題と考え訓練をしていくのが良いと自戒をこめて思う。
 
人間とは何だろう 7/10
 

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