イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

頭をやわらかくすると世界が広がってくる(私も貴方も大事にする世界 5/10)

2019-07-25 | 第四章「愛とゆるし」

 傷つきやすかった青春時代のことを振り返ると、思い込みが強かった、小心者でどこか頑なだった、怒りっぽかった、正義感に溢れていた、・・・そんな自分の印象がでてくる。成長過程で、自分の道を歩み始める上で、そういう頑なな要素も必要だと思うが、それ故に傷つきへんになるというのは淋しい。

 私の場合は、生き甲斐の心理学で考えると、こうした構成概念の固さから来る現象を、周りの友人や家族からうまく補われ支えられたことで、ストレス曲線で言えば、不安感、怒り、身体症状、ウツ、錯乱の階段を上り詰めることもなく、適度に玉虫色に生きながら、生き抜くことができたと思う。自分のもつ常識や理想。それは貴重な宝ですが、同時に凶器になることも覚えていたほうが良さそうです。マスコミを賑わす犯罪や信じられないほど多い自殺・自死もストレス曲線を上り詰めてしまった結果だと思うのです。

 さて、最近自分でも小説を書くことを意識しているのか、例えば錯乱するような人生を左右するような出来事にであったとき、それを小説にどう取り上げるかに興味を持つようになりました。そして、興味ある作家の方の対談集などを読んで、だんだん分かってきたことは、出来事は確かに人生の変曲点になるのでしょうが、出来事自体は決して劇的なものでもなく、そこに何かあると追求しても面白くないようです。対人関係で言えば理想と理想の違い、愛の原型の違いなどは、所詮人それぞれという事で、それ以上のものではないのです。むしろ面白いのは、その出来事を通して本人の構成概念が変化してくること、つまり理想や現実の把握の仕方が変わることなのでしょう。経験をとおして頭をやわらかくし(成長し)、世界が広がっていくことのほうが大きな価値なのでしょう。

 このことから振り返ってみて、自分のまだ過去の解決していないような出来事(巷ではトラウマという言葉をよく耳にする)に対しても、その出来事・悪夢自体を追求するのではなく、それを何時の日か頭をやわらかくして、再解釈することの大切さなのでしょう。

私も貴方も大事にする世界 5/10

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