イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

子供の喧嘩ではない道 (和解と平和 2/10)

2019-08-11 | 第五章「和解と平和」

 この数日、久しぶりに本を整理しながら日本神話を読み直していた。実は縄文時代の遺跡・遺物とどのように関連があるのかが一番興味があるのだが、小泉保氏や中西進氏の比較文化的な観点もある解説書に熱中して新鮮なきもちになっている。さて、和解と平和であるが。日本神話の神々の間での和解と平和を考えてみると、イザナミとイザナキの和解と平和でも、当然ながら個々の神々の自由奔放さというか、自立心というか、そこに感動してしまう。イザナキの黄泉の国探策の話でも、この世(芦原の中ツ国)に帰還して黄泉の国との境に大岩をおいて塞いでしなうが、その時に岩越しに語り合うイザナミとイザナキの会話を読んでみると、それぞれの立場もあるが夫婦の情感も美しく感動してしまう。子供ではない大人の会話なのだ(怖い話だが)。

 和解と平和を生き甲斐の心理学で考えると、やはり人格形成理論で考えると、成熟さ健康さというのがキーワードかもしれない。立場もあり生育史もあるのだから、敵対する相手と和解するには、お互いに自己概念の再統合を図らねばならない。つまりお互いに新しくなる必要があるのだ。変わる必要がある。

 自分が小学校の時など思い出すと、確かに純心な子供の側面はあるが未熟さによる対人関係のまずさに唖然とする。自分が状況の中で変わるということが未熟なため出来ないのだろう。子供だけで国ができていたとすると、恐らくそんな国どうしでは和解と平和など当然ながら望めず、毎日が戦争だと思う。

 覆水盆に返らずという言葉があるが、それを返すのが和解と平和の道だと思う。水は物理的には帰らなくても心で返すというか。相手の話を聴き、自分を変える自立心を養って行く道しかないかもしれない。神々でも難しいテーマなので、私にとって当然ながら人生を賭けての挑戦なのだろう。

和解と平和 2/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。