以前U先生から、U先生の仲間の楽しい会合では、「病気の話」、「子供や孫の話」は避けることになっているとお聴きしたことがある。
私も昨年は還暦を迎え、クラス会等に沢山参加したが、どうも還暦のころになると、誰も(特に男性かな?)「病気の話」、「子供や孫の話」が自然に増加する傾向があるようだ(当然私も)。
しかし、そういう話は、話している本人は自己の不安を言語化しているので、それなりに良いとも思うが、聴いている方は、Aさんの話、Bさんの話・・・と、何となく不安を煽られるようで、だんだん意気消沈してくる。そして、閉会となっても思考・感情・行動が負のスパイラルに入り元気がでなくなったり。
逆に、年をとってくると、「病気の話」、「子供や孫の話」以外の話題が少なくなってしまうかもしれない。青年のころのように、「何のために生きているか?」とか「生き甲斐は何か?」とか「政治は?」・・・そういうテーマは沢山あるはずなのに、大人気ないのか自分も含めあまり触れなかったりする。
宗教、政治、こうした話題もかつてのサラリーマンの世界では余り語られず、逆に語ると白眼視されるところがあった。その名残か話題を避けたりする。でも、こうした話題も、「他人を批判しない」というルールをつくったりすれば、結構楽しく話せ、思考・感情・行動も前向きになってくる。
因みに写真の動物園のカワウソ。本当に見ているだけで元気になるほどよく動く(餌を食べる時など)!
思考・感情・行動 7/10