イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の性格にくよくよしないで!(性格を考える 1/10)

2012-02-27 | 第九章「愛」

 普段はあまり考えない自分の性格であるが、大きな失敗をしたりすると、自分の性格について真剣に考えることがある。

 生き甲斐の心理学を学んだり、世界の有名な性格形成論や病理論を学ばなかった昔は、自分の性格について、時には底なし沼のような不安感を抱いたものだ。そして、若いころなどは自己否定的になったり、くよくよして病的になったことも。

 自分の性格を直すことは難しく、この自分の性格を引きずり、墓場までいくのだろうか・・・などと悲観したり。そして、短所を呪ってみても、何の解決にもならない。

 生き甲斐の心理学で、ロジャースやエリクソンの人格形成理論を学んだことは福音であった。ただ、教科書的に理解するだけでなく、現在進行形でもあるが、自分の過去の事例や持統天皇の事例を考えたり、また私の場合は動物園で動物の行動を研究していると、何かホッとすることに出会う。やはり優れた人格形成論は奥が深い。

 理解を深める中で気付いたこと・・・自分の性格は、自分だけで作ったわけでもなく、両親、祖先の影響や社会の影響を大いに受けているということ。こんな私になったのも、それなりの深い事情(自分がコントロールすることもできない)があるということ(だいたいは生き残るパワーと連関している)。

 そういう気付きは、身近な人の性格を許容するというか、受容する場合にも役立つ。なんという変人と思った人も、きっと、それなりの事情があったんだと暖かく推察するようになる。

 優れた人格形成理論の理解を深めることは、自己肯定・他者肯定のスタンスを取りやすくするようだ。

 もう一つは、こんな性格の自分を、やさしく見守る眼差しの発見である。死後の世界の霊魂とか、神仏とか(私はカトリックであるが)はきっと存在すると思う。・・・そんな信じる世界との関係もあるかもしれない。

 そして、性格を一新することはできなくても、今ここで前に向かって跳躍する意味を考える。カンガルーは足の構造上後ろ向きに走れない、前に向かうしかない。人も同じようなところがある!

性格を考える 1/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・・クリック応援いつも感謝しています!

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。