イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

職業と自己実現・・・(自己実現 7/10)

2017-01-23 | 第二章「五感と体感」

 最近、定年退職が多い年代になったのか、昔の学生時代の友達に会って話をすることも多くなった。昔と変わらないところも人それぞれあり、すぐに昔のように親しくなれるが、時々時の中で変わった部分に接してハッとすることもある。

 ハッとするところはそれぞれだが、長年(例えば20年、30年)の職業生活でつちかってきた、プロフェッショナルな部分に驚くことが多い。職業生活といっても、幅広く考えるべきで、男性の職業だけでなく、女性の主婦という立場も立派な職業生活?とも言えるかもしれない。まあ、今まで生き抜いてきた何かといったらよいか。

 さて、私はこのところ縄文小説などを書くなど、新しい経験をしているが、当然ながらアマチュアだなと赤面する部分も少なからずある。そして、プロフェッショナルな人を羨ましく思ったりするのだが、意外に本人は大したことではないと思っていたりする。今は能力主義とかもてはやされがちだが、年の功は馬鹿にできないなにかがある。

 人それぞれ、生きるための糧を得る職業生活を送る。平凡なようであるが、結構すごいことだと最近思う、。

 ただ、仕事や職業は自己実現そのものでもない。自己実現とどこか方向が微妙に違っているようだ。ただ、それを、どう考え、どう妥協し、どう糧を得るか、そのあたりのことは悩ましいが大切な問題だ。

自己実現 7/10

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ギリシャ悲劇を考える・・・(自己実現 6/10)

2017-01-20 | 第九章「愛」

 去年の後半であったが、知人に勧められて川越の旅芸人の人情劇を拝見させていただいたことがあった。その時は喜劇であったが、知人によると涙・涙の大衆演劇もあり熱心に追っかける人も多いそうだ。それまで、意識してなかったが、旅芸人の世界を見直してしまった。

 そんな経験も関係があると思うが、最近ギリシャ悲劇の読書会に参加するために、オイディプス王とかアンティゴネを読んで感動したりしている。縄文はやめたのかと言われそうであるが、苦しい言い訳かもしれないが、ギリシャ悲劇はBC五世紀ごろのもので、まあ縄文晩期のころの話なので、関連はあるように考えている・・・意外にも、縄文もそうだと思うが、魂の話がでてくるのだ。

 自己実現という言葉の固さもあるが、自己実現を考えろというと、とかく抽象的になりがちだ。しかし、私の経験だが抽象的な思考からはあまり役立つものが得られない。一方、旅芸人の話もギリシャ悲劇も、観劇したり読んだりすると、感動してしまうことがある。それは、人生のシミュレーションのようであり、これから自分が死ぬまでの人生を豊かにするための貴重な知恵があったりするようだ。歴史もいいが、劇もいい。

自己実現 6/10

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歴史と自己実現!(自己実現 5/10)

2017-01-19 | 第九章「愛」

 昨日は久しぶりに新宿歴史博物館に行った(写真は少し前の新宿博物館)。実は、この写真の坂を下って右に少し行った場所に私の懐かしい住まいがあった。それもあり、このあたりに行くと私の生育史も含めていろいろな歴史が頭を渦巻くようになる。

 私が小学校や中学校のころまでは、歴史には殆ど興味はなかった。社会科でいえば地理のほうが、よっぽど興味があった。地理のほうがなにか自分とのつながりがはっきりしていたからかもしれない。それが、高校生くらいから歴史に興味が湧くようになってきた。そして、この10年以上「生き甲斐の心理学」のU先生の影響もあったのか、半分歴史おたくになり、その挙句に縄文小説まで書いてしまった。

 なぜ、興味が湧くようになったかだが、それは生き甲斐の心理学を学ぶ中で、生育史に関心を持つようになってきたことと関係が深い。自分の生育史の延長に父母、祖父母の歴史があり、さらに自分の祖先の膨大な歴史がある。どんどんと行くと縄文時代の5000年前くらいになってしまった。歴史に本当に興味が湧くかどうかの動機は、私にとっては生身の私の探究欲といったものらしい。

 実は来月、この新宿歴史博物館で勉強会を開くことになった。といって始めから歴史博物館を利用しようとは思ってなかった。たまたまいつも利用する新宿文化センターの会場の予約ができなかったため、急遽、歴史博物館を予約したに過ぎなかった。しかし、何か不思議で、縄文小説の販売委託をお願いしているサンパウロさんとの関係もあり、四ツ谷にいつも以上に立ち寄る機会が増え、なにかが燃え始め、ついには歴史博物館のメンバーズクラブに再入会してしまった。

 そして、久しぶりに博物館の常設展で十二号人骨さんの復元像を観たりしたが、丁度企画展で「絵双六ワンダーランド」も拝見した。そして、双六の不思議な魅力に圧倒された。なにか、さまざまな歴史から双六のような、私の自己実現が立ち上がっていきたように思えた。

自己実現 5/10

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お金にとらわれる・・・(自己実現 4/10)

2017-01-17 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日の時間もそうだが、お金も量ることことができ、不思議な魅力がある。生きるための糧と密接につながっているが、自己実現とはちょっと違うようだ。

 お金に対するストレスをもっている人は多い。自分もその中の一人かもしれない。

 ただ、私は生き甲斐の心理学で非常に単純な病理論の一つの考え方を学んだ。ストレスは理想と現実のギャップである。

 暗い感情、ストレス曲線を感じたとき、もちろん、それを乗り越える方法を考えたり行動することも大切だが、もう一つ、自分の理想と自分の現実がどうなのかを検討することだ。

 財布の中に1000円あるとする。それが現実だ。しかし、本来10,000円あるべきだという理想があれば、そのギャップがストレスになる。しかし10,000円の根拠が何かと言われるとどうか。熟慮すると意外に3000円で十分なのかもしれない。

 1000円という現実もどうか。1000円は事実であるが、少ないと何故思ったかを考えると根拠がなかったりする。

自己実現 4/10

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時間という不思議なもの・・・(自己実現 3/10)

2017-01-15 | 第一章「意識と知覚」

定量化できるものは、不思議な魅力があるが、短絡的になりがちで、直虎に出て来る和尚さんのように様々な視点で検討すべきなのにできなくなることも多い。

時間を例に考えると、不思議な魅力というのは、一つには競争とか進歩というような分かりやすい価値に結びつきやすいからだと思う。同じ時間の中で、ある事が沢山、そしてうまくできる。より成績をあげれば喜ばれ評価されやすい。しかし、悔いのない人生のことを考えたりすると、それで何?と不思議な虚しさを抱くことも。

自分の拙いことで恐縮だが、例えば縄文小説を書いて電子出版等をしようと努力するのは良いが、その中で自分の身体や五感体感をどれほど大事にしてきたかというと、結構お寒い状況であった。幸福の条件を追い求めるために、今ここでの何か大切なものを忘れてしまう。

生き甲斐の心理学で考えると、プロセススケールの低下をどこかで招いてしまったようだ。自分の感情が分かりにくくなり、感受性というか鈍感になってしまう。自己表現も変になり、思い込みが激しくなったりする。大切にするべき問題が人ごとのようになる。

そんなことで、今日は久しぶりに、府中の森で蝋梅を観てきた。蝋梅独特の香りを嗅ぎリフレッシュしてきた。写真も天気も良く上手く撮れたりした。もう一つ、身体のほうも、明日は太極拳!身体も大事にしよう。

  

 

自己実現 3/10

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