イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

基本的なカマエを忘れない・・・ (苦手な人との付き合い方 10/10)

2017-11-22 | 第五章「和解と平和」

 苦手な人との付き合い方と言っても、日常の中では相手と利害得失があったり、相手に下心があったりするので、状況次第で自分を防衛するのは重要だし大切だと思う。ここまで述べてきたことの多くは、状況が整った時に試してみるものだとも思う。

 自分の問題ではなく、相手も、時には自己愛パースナリティ障害的な相手だったりするので、基本的な臨床心理の知識を「生き甲斐の心理学」テキスト第一章などで勉強するのは重要。本当は相手の問題なのに、こちらが問題と思い込み身体を壊したりする悲劇は免れたいものだ。

 とはいえ、苦手な相手とうまくいくにはどうするか。時間がかかるかもしれないが、心理学者エリックバーンの4つのパターンを意識化し、地道に対処していくのが良いと思う。

 1.自己否定・他者肯定 (卑屈)

 2.自己肯定・他者否定 (傲慢)

 3.自己否定・他者否定 自他否定(破滅)

 4.自己肯定・他者肯定 自他肯定(平和)

 自他肯定のスタンスは、自分も相手も何か心に余裕ができ、そして、お互いに成長し創造的な関係になれる基本だと思う。できれば、自他肯定のスタンスがとれれば最高だ。

苦手な人との付き合い方 10/10

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形としての傾聴から・・・(苦手な人との付き合い方 9/10)

2017-11-21 | 第四章「愛とゆるし」

 何か言うと、あれこれ言われる。これが世の中のスタンダードかもしれない。

 そんな中で、苦手な人と話す時は、防御的で相手から距離を置き、恣意的でせわしく話しの筋道だけにこだわり、相手の気持ちなども考えず自分中心で話をする。生き残るためにしかたがないかもしれないが、北風と太陽の童話のように、相手はさらに心を閉ざし、時には攻撃的になるかもしれない。

 私が傾聴の基本を生き甲斐の心理学で始めて学んだのは16年前だったように思う。そのころは、今のように傾聴という言葉もなかったと思う。そして、驚いたものだ。

 実際に、自分が傾聴をすると、自分の変化に気づくことがある。無防備、共感性、受容性、間、理解、熱意といったポイントを押さえつつ、初めは違和感を覚えつつも傾聴をしてくると、相手に対する感情が、どこか変わってくることがある。これを難しい言葉であるが、肯定的配慮と関心と言うそうだ。神秘的でもある。

 

苦手な人との付き合い方 9/10

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間をとる季節! (苦手な人との付き合い方 8/10)

2017-11-20 | 第四章「愛とゆるし」

 持統天皇は、藤原京で執務をとるなかで、よく吉野宮に出かけた。あれだけの政治(律令国家建設)を行いながら、何故吉野に時間を掛けて何度も行幸された(30回以上と言われる)。それは歴史の謎の一つになっている。

 今の世の中、スピード感が大事そうに言われ、情報社会になったこともあり、実際にひと昔と比べると確実に忙しくなったように思える。しかし、スピード感がある中でうまく行ってるかいうと、どうだろうか?単に、せっかちだけで結果が惨めであったりする。

 間というものは、不思議でもある。研究者の難しい問題がひょうんなことから奇跡的に解決できたり、実にいろいろだ。嫌い合っている関係が、なんらかの拍子に良くなったり、商売であれば、逆転受注みたいなことすらある。

 さて、一年ははやいもので、間もなくクリスマス、正月を迎える。そして、昨日から恒例の1月の生き甲斐の心理学勉強会のテーマを考えていた。持統天皇は一年に2-3回吉野に行幸したときもあったようだが、私達にも日常生活とは一味違った年末・正月の季節を迎える。

 のんびりと正月の元旦の新聞を見たり、初もうでに行ったり、そんな中で一年の計を考えたりする。しかし、それが一つの日常の延長となってはつまらない。今年は間をテーマにした勉強会を開催したい。毛虫が蛹という間を通し蝶に変身するような間とはなんだろうか。

苦手な人との付き合い方 8/10

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自分自身の中の間を大事にする(苦手な人との付き合い方 7/10)

2017-11-19 | 第四章「愛とゆるし」

 普通は、武術の時に相手との距離などを間合いなどと表現する。カウンセリングや心理療法も、武術に似ているところがあり、五輪の書などを読み研究するカウンセラーは多い。

 そして、他者との間も大事だが、最近は自分との間も大事なように思う。せわし気にあれこれ、明滅するように流れる時間のなかで、静寂というか落ち着く時間を持つ。

 苦手な人と向き合うことも、自分自身と向き合うことも、何か似ているところがある。

 日常の中で、静かに祈ったり、座禅をしたり・・・そういう時を持つのは無駄なようにかつては思ったが、今は大事だと思う。間を持つことで自分の中の正中線が不思議に正されるように思う。そして、苦手な人と向き合うときにも役立つようだ。 

苦手な人との付き合い方 7/10

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自分に共感してみる、植物に共感してみる(苦手な人との付き合い方 6/10)

2017-11-18 | 第四章「愛とゆるし」

 苦手な人とうまくやっていくためには、共感力が重要だと思うのです。しかし、嫌う相手に共感などまだ早いし、多分できないでしょう。その前にやることがあるかもしれません。

 生き甲斐の心理学では、自己受容ということが良く言われます。これは、例えば苦手で嫌っている相手ではなく、嫌っている自分に共感することかもしれません。この自分への共感というのは、少し説明が必要でしょう。自分の感情を中心とした内的な世界に関心を寄せて、深く理解すると言ったことだと思います。まあ、嫌っているのも無理はないね・・など。そんな風に思えればよいと思います。

 共感というと、普通は同意とか賛同といった意味にとる方が多いと思いますが、心理学でいう共感は普通は日本語には無いといってよい概念の言葉emphathyを意味し、ネットで調べるとその意味が山ほど解説されてますが、感情移入的に理解するといったことなのでしょう。これは、私達が物事の良し悪しを判断する倫理道徳といった次元(賛否や同意など)の言葉ではないことを理解していただければと思います。

 そして、倫理道徳とは別にした、この共感を意識して、時々いろいろなことに共感してみると、別の世界が見えてくるようにも思います。何故か旧約聖書の一節を思い出す。「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である」新共訳 創世記1-31

苦手な人との付き合い方 6/10

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