イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ちょっと外出してリフレッシュ!(自発性を考える 4/10)

2018-05-25 | 第四章「愛とゆるし」

 某大学のアメリカンフットボールの話題が毎日のようにマスメディアに扱われているが、非難を浴びたり加害者の汚名を着せられた方々に何か不遜にも同情してしまうところが私にはある。どうも、生き甲斐の心理学を勉強し自己分析を深めていくと、自分の深層にある「業」とか「原罪」といったものにより気づき、簡単に人を非難できないようになっていくところがあるようだ。しらずしらず自他肯定の道を探したりすることも。

 今の世の中の様々な不正の話もそうだが、はるかな縄文時代の文化までを反映していると思われる7-8世紀ごとに編纂された日本神話。その中には沢山「業」とか「原罪」に関わる不正の話が出てくる。「見てはいけない」とイザナミに言われても見てしまうイザナキ。日本では、そういった「業」とか「原罪」を汚れと禊ぎなどで解決してきた文化で、自虐的にならず健康に生きていく上では大事だと思うが、国際化された社会の中では村社会的な甘えや恥の文化がよりへんに見えるのだろうか、攻撃対象になる傾向が強まっているのだろう。

 さて、昨日は久しぶりに神代植物公園でバラを楽しんだ。写真も撮りソバも食べてリラックスしたが、今日写真の中にトゲが沢山写っている写真に気づき、あらためて欧米のことわざ「美しいバラにもトゲがある」を思い出した。私も美しくはないかもしれないが(笑)トゲはあることは確かだ。しかし、自虐的になることもなく、例えばこんなブログを書いているられる。ありがたいことだ。

 私と持統天皇を比べるのもおこがましいが、持統天皇は天皇在位の期間に吉野に30回以上行幸された。当時は今と違ってトンネルを通って30分くらいで行ける場所でもなく大変だったと思われる。吉野に行った経験を持たれている方はご存じだろうが、芋峠を越えて吉野に入ると別の世界のようになる。吉野は縄文の匂いがプンプンする熊野の玄関でもあり、持統天皇にとってもこころの古里を体感したのかもしれない。そして、持統天皇はリフレッシュされて良い仕事をされたかもしれない。

 ちょっと勇気を出して、外にでて新しい体験を積むと、何か元気になるところがある。

自発性を考える 4/10

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希望を持てば何でもない (自発性 3/10)

2018-05-24 | 第四章「愛とゆるし」

 人は年をとると、自分のルーツや生まれたころの事情などに興味をもつことが多くなる。若い頃は他に忙しく、そんなことには無頓着だったのに。

 昨日は、図書館で父方の故郷の近くの瀬戸内海の芸予諸島の本を読んでいたら血が騒ぎ、今年の夏は瀬戸内海でもっと調査をしたい思った。

 それもあったが、昨日は母の女学校時代の同学年のS.K.さんの伝記、そして卒業の時の思い出帳の直筆を拝見していた。その一節に「卒業は悲しいけれど希望をもてばなんともありません」とあり、前年にお兄様を亡くされていたので、その悲しみもあったのではと推察してしまった。同じ中島飛行機で学徒動員の経験を積み、悲惨な焼け野原を経験し、女学校の時のクラスは違っていたので親しかったわけではないが、同じ修道会で3年後に別々の縁で時期を違えて洗礼を受けたようだ。

 生きる上でのアイデンティティはとても大事で、それにより見えてくるもの感じるものも違ってくるようだ。その元である様々なルーツ、探索することで今の自分がよく見えてきて、あの世に旅立つ希望も湧いてくる。でも、まだやることが沢山ある。

自発性を考える 3/10

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怨霊封じの文化を思い出す(自発性を考える 2/10)

2018-05-22 | 第四章「愛とゆるし」

 しばらく、本棚にある本をまた買ってしまうという愚かなことをしていなかったが、昨日久しぶりにしてしまった。「世界の地獄と極楽がわかる本」(田中治郎著)である。八年くらい前に買って一度読み大切にしていたが、別の場所においてたため気がつかなかった(笑)。あーあと思いつつも、失敗をした分気合いを入れて読もうと思い直し、読み始めたが今の世相を予言したかのようで、どんどん引き込まれて行った。

 「神話と他界観を失った現代」という章があったが、最近の一連の権力者(政治家だけでない)と不祥事リークの延々とつづくマスコミ報道を思うと、何か切実になってくる。

 日本の原型ができた7世紀では、怨霊封じが権力者の間でも大きな関心事であったようだ。有名な梅原猛学説、法隆寺の怨霊封じ論もそうだが、持統天皇の30回以上にわたる吉野行幸も、怨霊封じ的な意味あいがあるのでは感じてしまう。天武天皇が亡くなる2年前に甚大な被害をもたらした巨大地震(白鳳地震)があり、さらに大津皇子の変(持統天皇による謀殺説もある)が起こる。持統天皇は罪悪感を感じたり、怨霊に恐れおののいていたかもしれない。もちろんその前には2-3万人が亡くなった白村江の戦い、直接関与した血生臭い壬申の乱もあった。

 日本の為政者は、真剣に他界を思索し、真剣に方策を練るなどいろいろ対応してきたのだろう。それをしなければ、深いニヒリズムに陥り破滅するという警告が、当時の日本の文化の中に息づいていたのではないか。

 他界観など前時代的、今は科学と合理主義の万能時代と思う方も多いかとおもうが、私は宗教は科学と相容れないものではなく、分からないことばかりの世の中で、生きる上の貴重な指針を与えてくれるものだと考えている。科学は進歩するかもしれないが、人の心の仕組みは簡単に変わるものではない。

自発性を考える 2/10

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人生を左右する悲しい出来事から(自発性を考える 1/10)

2018-05-21 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 振り返ってみると、50歳を過ぎた頃から、長年務めた会社を辞めたり、今までのキャリアと無関係な仕事についたり職業生活もいろいろ経験した。家庭や趣味やボランティアなども結構盛んに活動することもできた。

 年をとったこともあり、時折これからどうしようかと考えたり、過去の経験をあれこれ反省しつつ考えたりすることもある。

 さて、今日は罪悪感というものを考えている。罪悪感については生き甲斐の心理学を学ぶ中で、未来にむけての重要な感情だと今は思っている。例えば、3.11のことがある。東北の被災地に行ったり、孫の健康のことを心配したりする中で、自分は政治などでの他者への働きかけにあまりに無関心だったな・・などと、良心がうずくような感じをもった。

 3.11という体験は人それぞれだと思うが、大災害なので、日本人に大きな影響を与えたことは確かである。私の場合は、自分の所属しているいくつかのグループを通して、その目的に合わせてできることをやったりしたり、縄文小説で昇華をしたりしたが、人によっては眼をみはるような活動をされた方もいらしたようだ。罪悪感などの不安を、それぞれの自発性と所属組織ごとの目的指向性でうまく解消する。それが重要なのだろうが、私の中には今でもなにかくすぶっている部分が残っているようだ。

 ところで、持統天皇についてだが、壬申の乱などの内戦や戦争の問題はさておき、日本書紀にも記載されている白鳳大地震(南海トラフ、関東まで影響が)が天武天皇の治世で起こった。その時、女帝はなにを感じ、何をしたのだろうか。吉野行幸との関係もあるように思うがどうなのだろうか?興味深い。

 罪悪感と自発性、目的指向性の不思議な関係については生き甲斐の心理学でU先生から教えてもらったが、しばらく考えてみたい。

自発性を考える 1/10

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わくわくすることを大切に (誕生日 10/10)

2018-05-18 | 第八章「魂と聖霊」

 本当の志と固執は違うそうだ。固執には、どこか義務感のようなものが漂いこころを暗く覆ってくるが、志にはどこか希望の窓が開いていて、イキイキとさせてくれるところがある。

 例えば、私は2000年から「生き甲斐の心理学」をU先生から学んでいる。そして、それを身につけたいという志を持った。この学びを18年くらいしているわけだが(馬齢かも、笑)、生まれ落ちたときからの自分の傾向や渇望に合致しているのか、義務感のような暗さは感じない。もちろん、学びにはストレスもあるが、その一方希望の窓が開いていて、わくわく感が心のどこかに駐屯しているのである。

 そうだ、わくわく感。それは、魂の自由さとでも言ったらよいのか、尽きぬ泉のようなものだといえる。

 一年に一回の誕生日に親しい人からプレゼントをもらうことは嬉しいものだ。それは、そのプレゼントの性格から身体、こころ(生育史)、魂を喜ばす。しかし、最高のプレゼントはへんな話だが自分で見つけるものかもしれない。あるいは自分で受けるものかもしれない。そして、それは毎日できる祈りと深い関係があるようだ。

誕生日 10/10

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