伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

下草刈り、芽かき

2023年10月04日 | 遠野町・地域
 そもそも先週は、1日目の作業途上で私の軽バンがパンクして、その対応でバタバタするなど作業がはかどらなかった。その翌日は朝から雨模様で作業を延期していた。こういった事情もあり今週に残された作業は多かった。

 昨日の作業はよく晴れた空のもと、心地良い空気に包まれながら進んだ。盛夏であれば晴れた日は、噴き出す汗をぬぐいながら、ペットボトルの飲料を2本から3本、場合によっては4本も飲み干して乾きを癒やしながら作業をした。しかし、1週間ほど前から秋の気配が深まりだいぶ涼しくなっている。草刈り機を操っていてもあまり汗をかかない。作業を快適に進められる。

 この日の最初の畑で草を刈りながら畑の奥に入っていくと地面に掘り返された跡がある。




 イノシシに違いない。
 最近はイノシシの被害の話しをあまり聞かない。原因は分からないが、捕獲わな設置の資格を持つ方が「最近は捕獲できなのでわなをやめた」と言っていた。トンコレラの発生?、これまで進めてきた捕獲事業の成果?・・理由は分からないが、確実に被害は減っているのだろう。そうは言っても掘り起こしの痕跡は、イノシシ被害の発生がありうることを教えてくれる。

 ただまあ、土といっしょに草も掘り起こされているので、結果的に草刈り作業の良い援軍になっている。楮に被害が出ていないので言えることだが。

 この後作業のため4ヶ所の畑をめぐった。最後の畑でエンジンというか、プラグのあたりから煙りが出てエンジンがかからなくなった。ワイヤーを使って草を刈っていたのだが、エンジンが過熱してストライキを起こしたらしい。以降は芽かき作業に専念した。

 さて、今日は朝から雨模様。ポツリポツリと雨粒が落ちていた。先週の同じ水曜日も雨模様で作業を延期した。今回、作業を延期すれば、いろいろ弊害もありそう。ということなのだろう。残りの畑で作業を進めた。




 2ヶ所目の畑で草刈りを終え、芽かきをしていると本降りの雨に変わった。まあ10分ほどであがったのだが、手が届く範囲の芽かきを終えて次の畑に移動し予定されていた作業を終了した。

 自然相手の作業。楮周辺に季節の移ろいを感じる。夏にはあまり見なかったカマキリがいた。



 枝に潜んで獲物を待ち受けているようだ。
 ナナホシテントウがいた。



 以前ならカミキリ虫やハゴロモ類をよく見かけたが、これらの虫が活発に活動する季節は過ぎたようだ。

 移動しながら見つけた季節の花も麗しい。
 サクラタデが咲いていた。



 ツリフネソウも。



 たぶんこれからの季節は草の伸びも鈍る。
 楮の葉が落ちれば、いよいよ楮の刈り採りとしょしとりの季節がやってくる。


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