サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 自転車を運びました

2023-11-04 09:25:00 | 
次女の新居が決まり、先日奇麗にした自転車を自宅から新居のある大田区まで自走で持っていきました。

行程はグーグルマップで調べると32キロで時間は2時間30分と出ます。自転車はブリジストンのママチャリという事と、私の体力から考えて3時間から3時間30分くらい。途中に昼食や写真撮影やルート確認でプラス30分あれば十分だと考えていました。何しろ私の友人に長野の山奥から静岡の自宅までの200キロを自転車で10時間で走る強者おやじを見ているので、32キロなんか小学生でも走れそうだと思っていました。

ルートは自宅から6号線(日光街道)まで走り、お江戸まではずっと6号線を走ります。江戸川超えて荒川は金八先生の土手を右手に見ながら、次は正面のスカイツリーがどんどん大きくなってきます。隅田川は言問橋を渡って浅草へ、この辺でもまだ余裕で、記念写真を撮ったりしていました。観光客も多くてお上りさん気分です。


言問橋の上から西を望む

言問橋の上からのスカイツリー

隅田川沿いからアサヒビール本社とスカイツリー

言問橋渡ってすぐに左に折れ、隅田川沿いに浅草橋を過ぎて右にカーブして新日本橋経由で日本橋を通過して、京橋経由で銀座に到着。この辺りまでは家を出てまだ1時間ちょっとで、この調子だと到着まで2時間30分ちょうどくらいのスピードを維持できているようです。銀座のメイン通りはちょうど歩行者天国だったので裏道りの夜の銀座街を抜けて新橋から大門へ。


浅草橋の人形の吉徳本社

日本橋の麒麟

日本橋から京橋、銀座を望む

銀座通りの歩行者天国。

この辺りで足に変調がでて急にスピードダウン。それでもなんとか止まらずに進んで海岸通りを田町、品川のソニー本社側を右に見ながら過ぎたところで昼食。店を出ると自転車のカギがズボンのポケットに有りません。自転車に鍵をかけて店に行ったので、店内に落としたことは間違いないと再来店して探しました。人の目も気にせず自分の食べたところ、自動注文機の周り、そこで食べてる人にも聞いて、トイレにも行ったのでトイレも探しても有りません。なんで無い・・・?ここは4次元スポットでも有るのか?
鞄に入れたのかもと、鞄の中も探しますがやっぱりありません。
しょうがないので、持ってきていた予備のカギで残りを走る事にしました。出発前に神さんが「あなたは絶対にカギを無くすから予備は別にしておくように」って。なんでやねん?その通りになってしまいました。そうすると、もう一つ言っていた「普通の人が2.5時間だったらあなたは5時間は見ておいた方が良い」との言葉です。
昼食した時間は15分程度ですが、途中からのペースダウンが効いてここまで4時間もかかっています。到着予定時間の残りは30分程度となっていますが。

更に再スタートして大井競馬場通りにぶつかり右折し国道15号に出て左折、西へ西へ、ここでとうとう太ももが攣ってしまいました。歩く事も出来ずしばらくうずくまります。国道沿いの狭い歩道にママチャリの変なおやじがうずくまっています。警察からの職務質問されないか頭によぎります。残り5キロ!でも全部歩くには遠すぎます。しばらく休んでまたママチャリで頑張りましたが、次は残り2.5キロの人通りが多い駅前でまた痙攣。自転車も倒してしまい痛みに耐えました。周りの歩行者は見てはいくものの声はかけません。声かけられてもこちらもどうしようもないので、声かけられないほうが良いのですが。

その後、歩きと自転車漕ぎとを交互にしながら、やっと次女の新居に到着です。結局自宅から6時間かかってしまいました。
朝の9時に自宅を颯爽と?出発して6時間。本当に疲れました。
自分の実力の限界を知ると共に、もう2度と突然の無茶はしないという事と、チャリダーの皆さんの凄さを身をもって感じた1日でした。


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