ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

ひのきSPが歌う

2020-11-30 23:26:15 | オーディオ・AV

 

明日は、もう12月だ。

あっという間に年の瀬がやってくる。

 

コロナ禍の影響で、家で過ごす日がほとんど。

自分の部屋で、音楽を聴きながら本を読む時間が増えた。

 

大型SP(スピーカー)の上の小型SPに目がいく。

2年半前に購入したオーディフルの「FE83-Sol」だ。

桧の無垢材で製作したSPボックスに、フォステックスの口径8㎝SPを組み込んだもの。

(上に載っているのは、後付けの安価なスーパーツイーター)

 

購入後の年月で木の素材そのもの色(白っぽい色)から、茶色方向へと色づいてきたよう。

陽に焼けたのか、本来の桧の色になってきたのか分からないが、味わいを感じる色だ。

長い間、全く手を掛けることなく、聴いているだけだった。

 

少しは力を注いであげようと、小型SPを上手に鳴らすヒントがないかネットサーフィンする。

「箱庭的ピュアオーディオシステムの薦め」というHPに出会う。

記事には小型SPの視聴やお薦めアンプの評価や使いこなしなどがある。

自らが長年使ってきた実践上での感想であり、信頼性が高そうだし読んでいて楽しい。

 

  自作真空管アンプの上に仮置き

  真空管CDプレーヤー

 

EMFオーディオの「Sequel-2」のアンプに興味が湧く。

メジャーなイギリスCREEK社のセカンドブランドらしい。

マイク・クリークが理想・理念を注げるハウスブランドという扱いだと書かれている。

CREEKのアンプは雑誌などで知っているが、聴いたことがない。

取扱い代理店「TSインターナショナル社」のHPを見ると、ビックリするような価格で販売されている。

ちょっとしたプリメインアンプの消費税程度で買える値段なので、即注文!

 

  小ぶりなAURAのアンプよりもさらに小さい。

到着してひのきSPに繋いで視聴する。

聴いてビックリ!

これまで繋いでいた自作真空管アンプ、フランスのプリメインアンプとは全く違う鳴り方で驚く。

音の鮮度が高く、前へ前へと飛び出すような鳴り方に感動さえ覚える。

 

  簡素な基盤(シンプルイズベストを証明か?)

音楽を聴くのがとっても楽しい。

次々にCDを掛け、何時間も部屋に閉じこもる。

聴き終わると、幸せ感が湧いてくる。

「SPを鳴らす」ではなく、「SPを歌わせる」と表現したいほど気に入った。

 

今日、ライブ音楽ファンで耳の良いKさんに視聴してもらう。

「8㎝のスピーカーで、ここまで鳴らせるのか!」との高評価だった。

アンプは無論だが、ひのきSPの持つポテンシャルも凄いんだと再認識した。

 

メインSP(リディーマー)+AURA「VITA」と比べると、スケール感・上質感・低域の量感では劣るものの、音楽に浸るという点では良い勝負かもしれない。

 

小型SPをもっと良く鳴らしたいという方には、お薦めできるアンプだと実感している。

仮に好みに合わなくても破格値なのでお許しを。

 

(アンプの内部写真はネットからお借りしました)

 



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