かなり久し振りになってしまいました。
最近宅録もしていませんでした。
普通に曲が思い浮かばないってのもあったし、バンドのメンバーチェンジやレコーディングが始まり手を付けていませんでした。
実は、そんな矢先の12月4日(月)。
愛犬「茶つみ」が亡くなりました。
享年13歳。
心不全でした。
数年前から弁膜症だった。
血液を送る弁が役割を果たさず、血液が逆流して心臓を圧迫してしまう病気です。
今年の7月にはそれが原因で肺水腫になり入院もしてました。
血液が溢れてしまい、水分が肺に逃げて肺胞が水分で詰まり呼吸が出来なくなる状態です。
幸いにも1週間の入院で回復していました。
ただ、肺水腫にまでなると平均余命はそう長くはないのです。
4~5か月くらいらしく、ちょっと覚悟はしていました。
それ以降はなるべく体の水分を抜く為に散歩の回数を増やした。
外でしかオシッコをしないからである。
朝2回、夜2回。
酸素吸入器もレンタルした。
でも、食欲はあるようでごはんやおやつも普通に食べてくれてました。
12月3日の夜は大好きな焼き魚もおねだりしてきてあげてました。
12月4日、夜が明ける直前。
4時半くらいだった。
リビングからガタン!と音がした。
慌てて見に行くと下半身に力が入らない茶つみが必死に立ち上がろうとしていた。
ウンチも垂れ流しである。
最初、腰?神経系?と思ったのだが様子がおかしい。
肺水腫の時見られたチアノーゼが見られるのだ。
つまり酸素が回っていない。
これはヤバいと救急病院へと急いだ。
すぐに診察をしてもらった。
血栓が飛んで下半身への血流を止めている。
肝臓に腫瘍があるようだ。
心膜が破れて心筋との間に水が溜まり心臓が機能しない。
それらのいずれかが原因で、おそらく心膜の水分だろうとなった。
注射器で水分を抜く事で機能は復活するそうだが、また繰り返しになる事もある。
だが、迷っている猶予はない。
処置をお願いした。
それからすぐ、先生が走ってきて「心停止です!」と。
慌てて茶つみの元へ駆け付けた。
目は見開き、ベロは出て全身の力は無い。
俺は覚悟を決めた。
診察台に横たわる茶つみに伝えた。
「ありがとう、充分がんばったよ、もういいよ楽になりな、、」
最後の死戦期(咳とか溜息をするような大きく息を吸い吐く動作)をした。
それまで死戦期の事は知らなかった。
先生がこれをすると死亡ですと教えてくれた。
最後はゆっくりと逝った。
正直死んだタイミングが分からない程だった。
幸いにも看取る事が出来た。
それから二日後。
茶つみは天国へと旅立った。
散歩した道を嫁と一緒に歩いた。
クンクン匂いを嗅ぐポイント、トイレのポイントなど色々な思い出を話した。
散歩中にかわいがってくれる人やドッグランでの顔見知りの人、ご近所の人など意外と茶つみは人気者でした。
その皆さんにも報告しつつ、あらためて幸せ者だったんだなぁと思った。
柔らかい毛並み。
ぷにぷにのお胸。
若い頃はボール遊びが大好きだった。
週末に行く公園では駐車場手前から大騒ぎしていた。
とにかく食いしん坊だった。
嫁がキッチンに立つと必ずキッチンの側で伏せしておこぼれを狙ってくる。
ごはんを食べていると側でお座りをしておねだりをしてくる。
あまり甘えん坊ではないのだが、たまに甘えてきてくれる事もあった。
ソファで横になっていると肩にアゴを乗せてくる。
行ってらっしゃいやお帰りの挨拶で顔をペロンとしてくれる。
たまにいつもより早く帰るとリビングをグルグルとダッシュして喜んでくれた。
家に居ると当たり前に居た茶つみはもう居ない。
全てが茶つみ中心で回ってたので調子が狂う。
なんかポッカリと心に大きな穴が空いたような感じ。
思い出すと涙が止まらない。
我が家は子供がいないので、文字通り「一人娘」だった。
ゆえに、ちょっと時間は掛かるでしょう。
ただ、悲しんでいても茶つみは喜んでくれないだろうと思う。
分かってる。
けど、まだまだ悲しいんだ。
ちょっとずつ、ちょっとずつ前を向いていきたいと思います。
嫁はもう犬は飼わない!と言っているが、俺はいずれ飼いたい。
また保護犬を。
茶つみもそうだが、今年は多くの方、特にミュージシャンが亡くなりましたね。
とんでもなく2023年は悪い年だったと思う。
来年は明るい年になるといいなぁ。
あ、俺、来年は年男です。
がんばります!
まずは年明けに久々に嫁を連れての帰省です。
ここ数年は茶つみの心配があったので嫁はお留守番でしたから。
あ、バンドも飛躍の年にしたいですな。
ギターが新しく変わりました。
さらにパワーアップしたRB-4000Gが見れると思います。
春にはyoutubeにて新曲アップして、夏ごろにはライブしたいな。
では。
皆様。
良いお年を!
2024年もよろしくお願い致します!