四月も二十日を過ぎ、天候もなかなか安定しない日が続いています。二十四節気の穀雨を迎え、桜のあとの暖かさから一転、雨で気温も下がっています。
ここに来て植え替えたキンセンカが花開き、水に差すときれいな花弁を広げてくれます。
社務所(自宅)にいると参拝の方とお会いすることができますので、声をお掛けして本殿に昇殿参拝していただくこともあります。本日もお二人御上がりいただきました。
花手水も自前の花だけを使っておりますので端境期でなくとも豪華なものはできませんが、工夫次第できれいに仕上がると嬉しいものです。
休耕田のタンポポ一色で仕上げた花手水です。
これからも気ままにそれでいて季節を感じられる花手水を続けていきたいですね。
たんぽぽの花言葉は「幸せ」「真心の愛」
ただし白い綿毛になると「別れ」を意味するそうです。
花ひとつとっても奥が深いようです。
御朱印に続きこうした手水舎が流行るとは夢にもおもいませんでた。全国各地に広がる花手水の奉納はコロナ禍でも参拝者の方におもてなしの心を伝えたいと始めたことのようです。北海道の神社でもこうした花手水はやっていらっしゃるのでしょうか。
やはり水が冷たい時季のほうが華もちがよく、夏場になると痛みも早くなります。風習も時代と共に生まれるものかもしれません。
そういうことなのでしょうかね-。拝、拝。