「まんまこと」,「こいしり」,「こいわすれ」と続くまんまことシリーズの第4弾.
本作は,『朝を覚えず』,『たからづくし』,『きんこんかん』,
『すこたん』,『ともすぎ』,『ときぐすり』の6編で構成されています.
本作で肝となるのはタイトル通り『ときぐすり』.
江戸時代には、「時薬」という言葉があり
その言葉を見た登場人物が「ときぐすり」と読んで
間違った意味を想像したというところからお話が展開します.
その間違った意味とは,現代で使われている意味で
時がたつことが薬となるというもの.
お寿ずを亡くした悲しみにとらわれたままの麻之助にも
どうやらときぐすりがきいてきたようで
次巻から麻之助に新たな動きが出て来そうな予感です.
ときぐすり
畠中 恵
文藝春秋
本作は,『朝を覚えず』,『たからづくし』,『きんこんかん』,
『すこたん』,『ともすぎ』,『ときぐすり』の6編で構成されています.
本作で肝となるのはタイトル通り『ときぐすり』.
江戸時代には、「時薬」という言葉があり
その言葉を見た登場人物が「ときぐすり」と読んで
間違った意味を想像したというところからお話が展開します.
その間違った意味とは,現代で使われている意味で
時がたつことが薬となるというもの.
お寿ずを亡くした悲しみにとらわれたままの麻之助にも
どうやらときぐすりがきいてきたようで
次巻から麻之助に新たな動きが出て来そうな予感です.
ときぐすり
畠中 恵
文藝春秋
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