今年の桜は遅く、まだ五分咲ってところ。
タイフーンの製作が楽しかったので、次も飛行機にしようっと。
その前の飛行機はいつだったのか。
自分の過去を振り返ってみた。
タイフーンの初出は2015年2月だったので、2年間も寝かせてあったんだねえ。
左右胴体の貼り合せ部の接着線や、変な分割の接着線がなかなか消せなくて投げ出したんだった。2年も。
その前の1/48飛行機は2014年のMC205ベルトロとP51ムスタング。
本当に寡作だねえ。
次もサクッと行きたいので、簡単そうなキットをチョイス。
候補はこの2機に絞った。
流星は飛行姿勢の方がよさそうだが、パイロットの調達目途が立たない。
今回は艦爆にします。
値札を見ると、大宮のライターさんがやっているお店でバーゲンだったのか、40%OFFの¥1,440だった。
値段に釣られて買ったみたい。
出張の時に買って、実家で「良いだろう」と見せた時の、弟夫婦が揃って呆れた顔を思い出す。
まあ、弟とは思考回路が合わないからな。
俺は、物の機能に金を払うのは構わないが、見てくれに金を払うのが嫌い。
だから自分の時計は¥3000のアルバ。やつのは10万円以上の海外製だ。
つまり時刻を知るという機能において、俺の方が何十倍もコスパが良いわけだ。
弟の重そうな時計を見るたびに、バカだなあと思う。
土曜の夜から、酔っぱらいつつ99艦爆の仮組開始。
そこそこ、合いは良いみたい。
楽できそうだな。
こういう基本部分が楽だと、他に気を回す余裕ができる。
例えばこことか。
カウリングが3分割(リング状先端と後部左右)。
成形屋としては、無理して一発抜きをしないで、しかもディテールを再現する安価な方法。
スライドにして、金型が高価になり、売値に影響するより合理的な判断だね。賛成。
しかし先端部のゲート(黄矢)と、後部のファスナー丸(緑矢)が近接。
このままだと、ゲート処理の際に間違いなくファスナーは消滅する。
いつもなら、そのまま進めてしまうが、余裕があるので、丸が消えないように事前にナナコで彫りを深くした。
ここはナナコの#6がちょうど良い大きさだった。
なぜか資料は沢山あった。
世傑、丸メカ、雑誌の特集等々。
州平センセの記事も見つけた。
全体にリベットを打っておられたが、あんなことはできない。
後部の機銃は見えるようにしたい。
なので、7.7mm機銃だけはディテールアップ工作は避けられないな。
さあ、コクピット塗って遊ぼう。