模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

ちぐはぐドタバタ釣行

2019年04月22日 | 釣り

昨年、チームの高齢者2名で2回挑戦して2連敗だったマダイ釣りに、2年越しでリベンジするべく、越前に行って参りました。
もう一人は花見で飲み会ということで、久々の単独釣行になりました。

九頭竜河口に朝5時に着こうと思うと、真夜中の1時過ぎの出発となって非常に厳しい。
正直起きる自信がない。以前無理に起きて行って、気分が悪くなったことさえあります。

前の晩、早く寝られれば良いのでしょうが、20時なんかにはうるさくて、とても寝かせてもらえないですから。
船の都合で、土曜日の予定が日曜日に流れたので、当初は金曜日に会社が終わったら、その足で向かおうと思っていましたが、土曜日の夕方にゆっくり出られることになりました。月曜日は随分前に有給取得済です。

いつに間にか、日が伸びてますね。
16時半に出て、敦賀杉津SAは日没の時刻。

若い頃、何回か泊りのソロツーリングをしましたが、独りでの車中泊は久しぶり。
非日常への旅のような感じで、少々緊張します。この解放感は昔感じたのと同じ感覚でした。
何でも一人で決断して、一人で実行するっていう感覚。

夕食と船上での食料の買い物をして、港の駐車場には19時過ぎに到着。
早速、乾杯。サラダと唐揚げをつまみにビールです。
食事の時だけ、駐車場の常夜灯のそばに移動しました。
夏じゃ虫だらけで、できません。


駐車場はガラガラで静かなもんです。
暑くも寒くも無く、虫もいないので、この時期の野宿は快適ですね。
ヘッドランプの電池が切れていて、食後の読書ができないことがわかり、寝付けないかと思ったら、ビール1本でもすぐに意識が無くなったので、持ってきたワインは開けずに済みました。
6時間以上、十分に寝られたので朝も快調に3時半起床。

コーヒーを沸かしてゆっくりと朝食。

5:30に出港。
シーバス&マダイがメインなので、皆んな片舷に集まってドテラ流しです。

風がやや強いので、3回くらいしか落とせません。
9時頃までは激シブ!
そこで神頼み!!


ポツポツと外道が上がり始めました。
小さなレンコダイやマサバの小さいの。これしか釣れないと困るので小サバまでキープです。
そうするうちに船内で鰤が1尾上がりました。
ここから青物狙いにターゲットが変更になります。
これが今回の最大の敗因。
シーバスマダイがメインと聞いていたので、PE1.2号のベイトとスピニング、深い場所での重いジグ用にPE2号のベイト、とライト系の3タックルしか持ち込んでいませんでした。

お昼頃から鳥山ができたりして、魚探の感度もヒートアップ。
そしたら、ベイトの1.2号でタイラバを回収中にいきなりヒット。
一気に20mほどドラグを鳴らしながら走られてたので、ドラグを少し締めて止めようとしたらフックアウト。

確認すると、タイラバの鉤が2本とも折れてました。ナイスサイズの鰤でしょう。
その次にスピニングの1.2号に鰤がヒット。
ライトジギング用なのでロッドティップが水面に突き刺さりますが、バットのパワーがないので浮き上がらせられません。
10m出されては寄せる、の攻防を15分は続けたでしょうか。
最初に掛けた私よりも、後から掛けた周りが次々に鰤を上げる中、あと30mがどうしても寄せられません。
結局PEの高切れでおしまい。PE1.2号でも時間を掛ければ、なんとかなるかと思ったら甘かったです。
魚に持っていかれた、タングステンの高級ジグが痛い。
当日、パッケージを破いてすぐに結んだ、おろしたての新人が殉職です。
私、タングステンと相性が悪いんです。大抵初日で殉職されます。何が悪いのか。
PE3号のジギングタックルを持ってくれば、多分楽勝だったと思います。

しょうがないので、残るPE2号で早巻きして3本目を掛けました。
しかし前の2尾に比べると、明らかに小さい。
PE2だとキツメのドラグを出されることなく、アッという間にゲット。

ギリギリ鰤かな。実測で5Kg弱。

なんというか。
ちゃんと準備してあれば、楽勝で3本共獲れてたなあ。1m以下なら経験の範囲内ですから。

振り返ってみれば、負けではないにしろ完勝ではないというか、気持ち良くないというか、悔しいというか、手放しでは喜べないというか。

これだから、この次は!って思うのかもしれませんなあ。

このチグハグさ、大袈裟に言えば、自分の人生の縮図ではないかと思うほど。
おそらく、平成最後の釣行になると思います。
丁度、人生のど真ん中にあった平成の30年間。
平成の私も、釣りも、総括すると、この程度だったかな。
均してみれば、可もなく不可もなく。贅沢を言ったらきりがない。
でも、悔しいんです。

コメント (2)
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