模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

おクルマの作法

2016年05月03日 | プラモデル

5/2はパパ以外はお休みではなく、一人になれたので、
一日フェラーリで遊んでました。
能登ブリの連中は渋いながらも、ブリとタイを上げたようです。
ここ数年ワラサ止まりでブリ釣ってねえなあ・・・

330P4は小さなミスの連続ながら、心折れずに進んでます。
ボディのクリアを3層ほど吹いて乾燥中です。

デカールの段差消しを教えてもらったので、初挑戦しようかと。
午前中に吹いて、陽の当たる出窓で乾燥。
午後から研げるかと思ったら大間違いなのね。
乾いてはいるけど、ペーパーが引っかかる感じ。
調べてみると最低3日は乾燥が必要で、時期尚早とわかった。

だとすると日なたで一気に乾燥させたのは失敗か。
表面だけ乾いて殻になって、かえって下層の硬化が遅れるかも。

この放置の時間に、内装やシャーシ類の工作を進めるのが、
クルマの作法みたい。

普段は見えない内装などは手抜きだが、作法に則りやってみた。
今回はデカール研ぎ出し以外にも、初挑戦が多い。

以下はすべて、この歳で初体験の数々。

エッチングにベルトのバックルがあったので使ってみた。
ベルトも糊付の不織布が付属。自分で切り出す幅が肝。
バックルを通すには2mm弱じゃないと駄目だし、
キットの指示はもう少し幅が広く、黄色のデカールと同じ幅。
結局、デカールも切って2mmに幅に揃えてしまった。
正解はメーカー名のデカール部分だけ幅広いみたい。

デカールは不織布にまったく付かない。木工用ボンドで貼りなおし。

やらない分野だからか、上手くいかないたびにどうしよう?と
迷いながら進むのが新鮮で楽しい。
普段開けない経験のひきだしを、次々に開けて対処法を探す感覚。
うちの子みたいに、ゲームばかりやってたんじゃ、こういうひきだしが増えないなあ。

サイドのベルトの、車体固定側は余りパーツを使用。
位置や付け方が不明だったので、適当に置いたが、穴あけて挿して止めようかな。

シフトレバーはSUS線に置き換え、球はパーツを流用。
固定した向きはデタラメ。

タイヤはドリルで回してバリ取りした。
べたべたしてゴミがつくので、デカール貼り付け後に、
クレポリメイトという樹脂の保護艶だし剤を、試しに筆で塗ってみた。
シリコン系みたい。サラサラで使いやすい。
こういう場合、今まではタミヤのモデリングワックスを使ってきたが
今後は使い分けようと思う。

センターのロックナット(?)はバリだらけで、どこからがパーツか
わからないほどだったので、強引に成形。
今まで、メッキの剥がれたところは、銀ペンタッチでゴマ化してたけど、
今回は作法通り塗りなおした。
まず、キッチンハイターでのメッキ落し。
うわさには聞いていたが、本当にすぐ落ちるのね。
成形色に戻ったところで、メッキシルバーネクストでぴかぴかに。

タイヤデカールは少々変ったものが付属。

裏焼きでしかも外形が抜いてないの。
貼ってから水を付けて台紙を剥がすので、貼る位置が見えない。
結局、台紙をいかに正確に切り出すかがポイント。
台紙を剥がしてからでも、慎重にやればピンセットでつまんで、
なんとか位置調整は可能だが、やっぱり最後の5個目で失敗。
スペアタイヤだったので助かった。
上手くいけば、薄くてきれいに仕上がるねこのデカール。

ファイアストンとグッドイヤの両方が付属。
デイトナ26号車は、車体にグッドイヤのステッカーも貼ってあるように
グッドイヤが正解みたい。
なっちゃってなんだから気にすることないが、2個以上失敗したら、
ファイアストンにすれば好いや、と思えたのは精神上楽だった。

ウインドスクリーンは断面接着。
被弾径始装甲のようにかなり斜めなので、貼ってから必ず白く反射して目立つ。

ネットで見ると黒で隈取りしている人が何人かいた。
実物と違っても効果があれば採用、というのがクルマの作法らしい。
柔軟で賢い。
1.5mm幅でマスキングして吹いた。

エッチングのエンブレム(?)というのかバッジ(?)か、馬のマークの細工。
t0.05のプラペーパーに瞬着で貼った。外形はあとで切り出す。
紛失防止とハンドリング性向上のためだが、主目的は貼り付けの簡便化。
完全に仕上がった車体に、瞬着は白化が怖いし、塗装を痛めない系の接着剤は
粘度が高くて量のコントロールが難しい。
こうやってプラ化しておけば、もっとも信頼してるプラ用サラサラセメントSが使える。
t0.05なら断面も目立たないと思うが、白く見えるならペンで塗ればいい。

エナメルの黄色を凹みに入れて拭き取りだが、実は1回目は失敗でシンナードボン。
黒を筆で塗ったので、凸凹してたのが黄色を上手く拭き取れなかった原因と考えている。
今度はこの面積でもエアブラシしたので、成功してほしい。 
黄色も全面じゃなくて、なるべく凹みを狙って塗って、はみ出したとこだけ拭く作戦に変更。

メーターのデカールの上から、ガイアの光硬化クリア樹脂を流してガラス表現。
UVランプの調子が悪いので日光で硬化させた。 
コレも粘度が低いので扱いやすいね。
でも、外から覗いても見えねえよなあ。
戦車屋は見えないところ絶対にやらないよね。
飛行機屋はコクピットに凝る人もいるか。
こういうのは人に見せるためというより、作ってる本人がクルマ好きで
やってて楽しいからやるんだろうね。ミニチュアの楽しみって感じかな。

1日でこれだけの初体験ができて満足。

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