暑くて、昼間は冷房のない工作室には入れないので、進まない。
その上、こんなことも始めた。
今回のもう一方の主役、九一式航空魚雷。
キットの魚雷が、左右モナカ貼り合わせなんだけど、正しい円筒じゃないんです。
回しながら整形するとゴロゴロするから、歪ってるの。
その証拠に、サフが線状に残るんですわ。
銀色はキズや歪が見えやすいので、作り直してみようと思う。
実物の直径450mmは1/48で9.4mmなので、胴体部はエバグリの9.53x8.10パイプにした。
いわゆる、3/8インチパイプってやつね。
先端はエポパテ盛るか、球を芯にプラ板絞ろうかとも思ったが、暑いのでアッサリ、真鍮を削った。
丸物は、ろくろにはかなわないもの。
戦時中の生真面目な、大学出たての設計者は、魚雷の図面を描くとき、流線形の理論通りにするんじゃないだろうか。
なのでパーツを設計した時、先端のドーム形状は正しく半球状だろうと下の形状にした。
しかし、当時の図や、実物の写真をみると上の尖がり形状にも見える。
キットのも信用してないけど、とんがり君
なので、両方作ってみることにした。
まずは尖がった方。
エポキシで接着して、手持ちで粗削り。
プラの部分から、大きなRで削っていく。
イメージができたらドリルレースでさらに削る。
家庭用のドリルチャックは9.5mmなんて咥えられないので、NOSドリルというキリをヤトイに使う。
シャンクが6.5mmで刃径が8mmのキリに、テープを巻いてパイプに差し込めば、充分切削抵抗にも耐える。
飛行姿勢なので、展示台も作り始めた。
木製の枠に海面をイメージした、¥100均の青いアクリル版。
電子部品のガタクタ箱を物色したら、出てきた3Pのトグルスイッチ。
取付孔は6mm。
機体を保持するのは、外径3mmの真鍮パイプ。
取付孔は3mm。
酔っぱらったおバカさんが、調子に乗って孔を2個とも6mmで明けてしまった。
暑いからなあ。
そのせいで6mm孔に合わせたカラーを、真鍮で作ることに。
でも、これは怪我の功名で、カラーがあった方が、高さは決めやすいし、グラつかなくなるので良かった。
こんなことをやっているから、まだ機体は胴体を貼り合せたところ。
つぎは苦手な、接着線消し。
絶対一回じゃ終わらないんだよな。
特徴的な逆ガル翼は仮に付けてみたけど、取付ベロや胴体の角穴を調整しないと、キレイに付かないみたい。
まずは、胴体を仕上げる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます