なり行きで始めてしまったフジミのクルマ第2弾。
こんなシールが貼ってある。
1個いくらのライセンス料がイタ公の懐に入るのか。
ネットで先達の作品を参考にしていると、
皆さんホイルを金色に塗ってらっしゃる。
ところがこのキットの組説では、ホイルは8番シルバーの指定。
おかしいぞお・・
箱絵もご丁寧にシルバーで抜かりない。
ところが・・・
なんと、こんなことが書いてある。コトナル?
この商品の名称は フェラーリ 330P4 「1967年 デイトナ3位入賞26号車仕様」
というのですが、「仕様」というところが、見逃してはならないポイント。
調べてみると、鉄道模型業界で言う「xxタイプ」とか「フリーランス」と呼ばれる
類のキットだったのです。
デイトナで3位だったのは、車種も本当は330Pではなく412Pとのこと。
カツミのEB58程度にしか似てない。
似てるのはゼッケンだけ!だったのだあー。
ホイルなんか形状も違うし、色も水色。この形状のやつはやはり金色が正しいらしい。
金色のはカンパニョロなんだって。
カンパといえば、中学生の頃、雑誌サイクルスポーツで見た
一番高い自転車パーツの会社と同じじゃん。
とまれ、つーことは、これはスケールモデルじゃなくて、
フェイクのキャラクターキットじゃーん!
別に親戚が、デイトナ3位のドライバーだったわけじゃないし、
フェラーリのレーシングカーだったら、特にこだわりが有るわけじゃ無し。
とってもカッコいいし、330P4としては良いできのキットらしい。それで十分。
なんか急に気が楽になった。
どんな風に作っても、好きに塗っても「オリジナル仕様」って言える。
しかしなんて器の小さい人間なんだ。
この程度のことで気持ちが解放されて、楽になるなんて。
普段どんなにストレスフルな環境にいるんだオレ。
細かいことにとらわれずにおおらかに生きるって幸せなことなんだなあ。しみじみ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます